100 ThievesのVALORANT部門に所属するAsunaのインタビューが、Nerd Street Gamersで公開されています。インタビューでは幼少期の振り返り、プロになった経緯、今後の目標について語っています。以下、抄訳になります。

Asunaは、18歳ながらVALORANTの巨星であり、100 Thieves VALORANT部門の古参メンバーでもあります。しかしほんの数年前までは、「ゲームで生活をする」とはほど遠い人生を歩んでいました。

Asunaは、ニューヨークのウクライナ人労働者階級の夫婦に生まれた一人っ子。狭い一室に8人が暮らす狭いアパートで幼少期を過ごしました。その時、一生懸命働くことの大切さを両親から教え込まれていました。

「裕福な家庭ではなかったので、幼少期の思い出を振り返ってみると楽しい思い出ばかりです。大人になるまでは家が『貧乏』と実感したことはありませんでした。」

「両親は、私が最高の人生を送れるようにと色々な事情を隠して育ててくれました。でも、両親が生活費を稼ぐために懸命に働いていたことを知っています。」

幼少期、Asunaはゲームに熱中していた少年でしたが、当時から「ゲームで生活する」とうことは現実的ではないと知っていたと話します。

「私の家族はウクライナからアメリカに移住してきたのですが、一人っ子だった私は、家族の期待を裏切るようなことは決してしたくありませんでした。自分に期待をかけるようで嫌な言い方ですが、将来は必ず両親を支えたいと思っていました。例え、自分の夢を犠牲にすることになったとしても。」

彼の父親は建設業で長時間労働に勤しみ、母親はホテルの清掃員から支配人となり夜は帰ってこないことがほとんどでした。生活費を稼ぐために、身を粉にして働いたと言います。アメリカで良い生活するためには何か犠牲が必要であると、若き少年の心に深く刻み込まれました。

夢を追求し続けた高校時代

Asunaは高校生の頃、ゲームへの情熱が芽生え、自分の夢を実現させるために苦渋の決断を取ります。今思えばその答えは簡単でしたが、当時はゲームの道に進むリスクは非常に高かったと語ります。

「夢はあくまで夢で、現実とかけ離れたものは追いかけたくはありません。そのため、プロを目指すために期限を設け、それが上手く行かなったら学業に専念すればいいと、自分に枷を掛けました。」

4年生の半ばまでVALORANTのプロになることができなければ、夢を諦めて学業の道に戻ろうと思っていた、彼は語ります(アメリカの高校は4年制)。

「両親が自分の人生を犠牲にしてまで達成したアメリカ移住を台無しにすることだけは避けたいと思っていました。eスポーツの人生が上手くいかなかったとしても、学校とゲームは両立させなければいけないと考えていました。」

そう決心した日から、Asunaはプロを目標に努力する一方で、学業を疎かにすることはありませんでした。学校とゲームで埋め尽くされる日々でした。彼にとっては1分1分が、夢に近づくための大事な時間でした。

AsunaがVALORANTでチャンスを掴んだ要因の1つが新型コロナウイルスのパンデミックでした。

「変な言い方ですが、コロナウイルスのパンデミックは私にとってラッキーでした。プロ選手になるために必要な時間を家にいながら確保できました。」

朝に早起きし学校に通う時間、8時間の学校生活が短縮され、生活のほとんどを家で過ごすようになりました。自分の時間が増えたことが、自分の夢に近づいたと彼は語ります。

「正直に話すと、健康的な生活はしていませんでした。それでも高校最後の年はがむしゃらに動いたからこそ、今の自分があると思います。」

Asunaは2020年6月、Immortalsと契約し念願のプロになりました。同年10月には今も在籍する100 Thievseに移籍しました。

「プロになる」という目標を達成した、Asunaの次の目標

今の彼は、100 Thievesを牽引する選手として活躍し、VALORANTの業界で最も才能のある選手として知られています。そして、彼は自分の好きなことでお金を稼ぎ家族を養う目標を叶えることができました。

「18年分の実家のローンを完済でき、凄く嬉しいです。大学時代の貯金との組み合わせですけどね。しかし、両親が元気なうちに自分の夢を実現できたことは、本当に嬉しいです。」

両親と同様、Asunaは非常に倹約な生活を送っています。毎年恒例のクリスマスプレゼントを除けば、お互いに何かプレゼントすることは無いと言います。それは、彼がプレゼントが無くても幸せな家庭に育ったためです。彼の謙虚さは、自己満足に陥らず、常に向上心を持つ精神を作り出しました。

「常に『終わりはない』『まだやれることはたくさんある』という精神で生きています。一度足を踏み入れれば、目標達成のために決して止まることはありません。VALORANTに対する姿勢は、まさに私の人生そのものです。」

Asunaは自分が更に上を目指せると自覚し、トップ選手に必要な練習量も理解した上でゲームに臨んでいます。その努力こそが、彼のモチベーションに繋がり、更なる高みを目指す原動力となっています。

「VALORANTでは自分自身と自分の価値を証明するために、常に本気で取り組まなければいけません。それがこのゲームの好きな所です。」

2020年にはFirst Strike North Americaで優勝。2021年にはMastersで準決勝に進出。2022年3月には北米予選で敗退。彼は18歳ながら、山あり谷ありの経験を積んできました。今、彼はベテラン選手に囲まれた新進気鋭の選手ではなく、チームを牽引する柱です。

現在、北米ではVALORANT Champions Tour 2022 North America Stage 2 Challegnersが進行中。Masters、Champions出場を目指し、彼は今日もゲームをプレイします。

17 コメント

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  1. イイハナシダナー

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  2. かっこよすぎる

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  3. こんなの読んだらAsunaを応援せざるを得なくなってしまう

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  4. 若い頃の無理が頭皮に出ないかだけが心配

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    1. ハゲはFPS強い理論やめろ

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    2. Link sacy 確かに強いな
      Derke も結構きてるし

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  5. 努力家で日本好きなオタクだから好き

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  6. まじで応援してる

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  7. オフラインの時の喜び方がオタク感にじみ出てて好きだった

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  8. こんなん見たら好きになっちゃうじゃん
    強いし配信で人も集めてるしすごいわ

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  9. いい話すぎる

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  10. こんなん見せられたら応援せざるを得ない。新生100TはTGRGにも快勝出来たし期待してる!FIGHT!

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  11. イケメンで家族思いで懸命な努力家
    しかしsao大好きでプレイヤーネームとアイコンにするオタッキーな一面もあるとかもう好きです

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  12. オタッキーとかいう死語

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    1. オタッキーって10年以上前の言葉か?ww
      って調べたら31年前で…GOおじさん…

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    2. 1.6おじさんとGOおじさんを一緒にしてはいけない

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    3. ソースおじさんは?

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