昨日、VALORANTのパッチ5.04がリリースされ新シーズン「エピソード5 ACT2」が開幕しましたが、アイアン帯を連れたアカウントがアジアサーバー1位に到達し国内外のコミュニティを騒がせています。
今回問題を提起したのは、アジアの競技シーンを中心に活動する女性キャスターのZahk氏。同氏はTwitterで「アジアサーバーでとあるアカウントがリーダーボード1位に到達しました。自分よりランクがかなり低いアイアンを連れた彼が、自分がレディアントと自称する姿を想像してみてください。」とコメントし、該当アカウントの実際のスクリーンショットと試合戦績を公開しました。
This is how the number one radiant on the APAC leaderboard achieved the rank. Imagine calling yourself radiant and 5-stacking with fake irons who frag above you. 🤡 pic.twitter.com/dJrArMGHh0
— Kaavya 'Zahk' Karthikeyan (@zahkriiven) August 24, 2022
スクリーンショットでは実際にアイアンを連れてランクをプレイしていた経歴が見受けられ、アイアン帯とイモータルのアカウントが5人パーティーでプレイすることで対戦相手の内部レートを調整している様子が伺えます。なお、現在該当するアカウントはリーダーボードから姿を消しており、アカウントを確認できない状態になっています。
そして本日9時頃、VALORANTのランクシステムを担当する開発者のEvrMoar氏が反応。Twitter上で「私たちは常にリーダーボードを監視していますが、一部のプレイヤーが違法なアカウントを使用してフルパーティーのシステムを悪用していることを認識しています。」とコメントし、Zahk氏が提起した問題に反応するように5人パーティーを不正にプレイするアカウントを認知していることを明らかにしました。
We always monitor ranked/leaderboards, and are aware some players use illegitimate accounts to abuse 5-stacks. We take action against these bad actors, and will continue to refine our detection systems and pay attention to your reports/posts to prevent it. Good luck this Act!
— EvrMoar (@RiotEvrMoar) August 25, 2022
また、上記ツイートに寄せられた「フルパーティーを悪用するアカウントはどのように報告すればいいですか?」といった意見に対して、同氏は「その場合、見つけたらスクリーンショットでご報告ください。チートを含む不正行為が確認された場合、アカウントに適宜対処していきます。検出システムも純分に高性能ですが、皆さんからの実際の報告もかなり役立ちます。」と回答し、「スクリーンショットで報告して」と注意喚起を行っています。
Cheating, also @'ing me works sometimes if I catch it - provide a screenshot. Our detection is pretty good, but all reports help!
— EvrMoar (@RiotEvrMoar) August 25, 2022
現在のランクシステムは、ランクの上下関係なしに5人でコンペティティブをプレイできる仕様となっているため、アイアンとイモータル、レディアントもプレイすることが可能です。VALORANTのランクシステムは5人の内部レートを平均化した敵とマッチングするため、自分たちはゴールドなのに敵にはレディアントがいるといった事例も過去に確認されています。
中には意図的にランクを下げたアカウントを利用するユーザーも存在することから、一部では「スマーフを助長するシステム」と批判される現在のランクシステムですが、以前にEvrMoar氏は「スマーフには『フレンドとランクをプレイしたいから』といった動機が最も多いのですが、それを改善するため「5人パーティー」のシステムを導入しました。」と答えており、実際に「スマーフの数は減少した。」と明らかにしています。
今年6月にも同様の問題が話題となりましたが、現状のフルパーティーでプレイできるランクシステムを維持しながらスマーフ・ブーストを減らすためには、検出システムをさらに改良するしか方法はなさそうに感じられます。コミュニティに密接に寄り添うことで知られるVALORANTの開発陣ですが、今後の対策に注目が集まります。

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