オランダを拠点に活動するeスポーツチーム「Team Liquid」は11月10日、VALORANT部門からNiveraが脱退したことを発表しました。実兄のScreaMの脱退から僅か1時間後の発表となります。
One year ago you joined Team Liquid, where your teammates became your brothers and your brother became your teammate. Thank you for all the clutches, your 200 iq plays and your SIUUUUUUU’s
— Team Liquid Valorant (@LiquidValorant) November 10, 2022
Thank you, @Nivera__ pic.twitter.com/IPsldE45fh
現在21歳のNiveraは、2019年にCS:GOの競技シーンに参入。Heretics、Vitalityなどフランスを代表するチームで活躍し、Vitalityでは賞金総額42.5万ドルの大会BLAST Premier Fall 2020で見事優勝を果たしました(Hereticsはスペインのチームですが、CS:GOではフランスのロスターを保持していました)。
しかし2021年、実の兄であるScreaMの背中を負い、VALORANTへの転向を電撃発表。ScreaMが所属するLiquidに加入し、初出場となったVCT 2021 EMEA LCQでは見事優勝を達成。移行して僅か3ヵ月ながら年間王者を決定するVALORANT Champions 2021へ出場を果たしました。
翌年にはアイスランドで行われたVCT 2021 Stage 1 Mastersへ出場。Stage 2ではヨーロッパ大会で敗れ国際大会出場を逃しますが、VCT 2022 EMEA LCQでNatus Vincere、BBL Esports、G2 Esports、M3 Championsを破り優勝を達成し、VALORANT Champions 2022へ出場を果たしました。
Liqudではヴァイパーやチェンバー、キルジョイ、サイファー、KAY/O、ソーヴァ、ブリーチなど熟練度が高いエージェントを使いこなし、幅広いエージェントプールを披露。VALORANTに移行して約1年ながら、CS:GOで鍛えたAIMやゲーム理解力の高さを披露し、チームの躍進に貢献しました。
約1時間前にはLiquidからScreaMの脱退が発表されていますが、ScreaM、Niveraの2人は昨月にインターナショナルリーグ参戦予定のKarmine Corpへの移籍が昨月に報じられており、近日中に発表予定と見られています。またLiquidに空いた2つの空席には、Gambit Esportsで活躍したnAts、Redgarが加入と今年9月に報じられています。
今回、ScreaM、Niveraが脱退したLiquidのロスターは以下になります。インターナショナルリーグは6人の選手が必要であるため、最低3人の選手の獲得が必須となります。
- Dom "soulcas" Sulcas
- Elias "Jamppi" Olkkonen
- Dmitriy "dimasick" Matvienko
- Emil "eMIL" Sandgren(コーチ)
- Jake "Bacon9" Lloyd(アナリスト)
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