「G2 Esports」がVALORANT部門設立を発表、ShahZaM、dapr、penny、wippie、OXYが加入、ヘッドコーチにImmiが就任

ヨーロッパを拠点に活動するeスポーツチーム「G2 Esports」は12月13日、VALORANT部門の再結成を発表しました。北米の競技シーンに参入し、ShahZaM、dapr、penny、wippie、OXYが加入、ヘッドコーチにImmiが就任します。

Goodbye G2 Esports pic.twitter.com/hElmPWyXvF

— G2 Esports (@G2esports) December 12, 2022

2020年にMixwell、ardiis、Zeekなど獲得しVALORANTの競技シーンに参入したG2 Esportsは、同年にヨーロッパ大会6連覇を果たすなど競技シーン黎明期からトップチームとして活躍。VCT 2021開幕後はメンバー変更を繰り返すなど浮き沈みあるシーズンを迎えますが、VCT 2021 Stage 3 Mastersでは4位入賞、VCT 2022 Stage 1 Mastersではプレイオフ進出と国際大会で堅実な結果を残しました。

しかし今年9月、G2 Esportsのオーナーを務めたOceloteがアンドリュー・テイト氏のパーティーに参加したスキャンダルを受け、VCT 2023のパートナーシップに落選したと報道。その翌月にはVALORANT部門の解散を発表し、所属選手と契約を終了しました。

そして本日、活動の場ををヨーロッパからアメリカに切り替えVALORANTの競技シーンに再参入。Sentinelsに所属したShahZaM、daprを筆頭に、Version1で活躍したwippie、penny、そして北米期待の新人として称されるOXYの5人と契約。またVersion1のコーチを務めたImmiがヘッドコーチとして参画します。

新ロスターはShahZaM、dapr、wippie、pennyとCS:GO、VALORANTで豊富な競技シーン経験を持つ4人の選手に加え、過去1年でジェットのK/D 1.31、チェンバーのK/D 1.33と高い戦績を安定して記録するOXYの計5人。ベテランと若手選手を織り交ぜたロスターで、VCT 2023 NA Challengersに参戦します。

新たにVALORANT部門を再結成したG2 Esportsのロスターは以下になります。チームは来年1月に開幕するVCT 2023 NA Challengersに出場予定で、アセンショントーナメントからインターナショナルリーグ参入を目指します。

•  Shahzeb "ShahZaM" Khan
•  Michael "dapr" Gulino
•  Erik "penny" Penny
•  Maxim "wippie" Shepelev
•  Francis "OXY" Hoang
•  Ian "Immi" Harding（ヘッドコーチ）