先日行われたVALORANT Challengers NA 2023 Split 1のオープン予選で見事無敗で勝ち抜いたDisguisedですが、同チームでリーダーを務めるSteelがDot Esportsのインタビューに応じました。以下、インタビューから引用した文章を掲載しています。
「いつ選手を引退するのでしょうか?」
Steelは過去8年間、何度も同じ質問をされてきたとインタビューで語ります。
DisguisedのIGLを務めるSteelは、Counter StrikeやVALORANTといったFPSを10年以上にわたりプレイしてきました。彼と同年代のプレイヤーの多くは、コーチやアナリスト、キャスター、ストリーマーに移行していますが、彼やTSMに所属するhazedは、現在33歳とこの業界では高齢ながら、来月の開幕に迫るVALORANT Challengers 2023に参戦を予定しています。
現在のVALORANTの北米シーンは若く才能を持った選手が溢れており、10代の選手も多く存在します。Steelが先ほどの質問を受け始めた時は25歳でしたが、当時から「年上」のプレイヤーとみなされていたことでしょう。
しかし、彼の答えは当時から変わりません。Steelは今回のインタビューでこう答えました。
「すぐに引退するつもりはありません。手を骨折したり、フィジカル練習についていけなくなったりなど、辞めざるを得なくならない限りは選手を続けます。まだ選手を続けたいし、トップシーンで戦うことができないと分かったときだけ、引退を考えます。」
「自分に能力があり、かつ自分のプレイに自信があり、そして周りの人が私をプレイヤーとして高く評価してくれる限り、選手を辞めるつもりはありません。というのも、私はまだ上手くプレイしているし、楽しくゲームをプレイしています。今挙げたうちの1つが変わるまでは、引退することはないでしょう。」
そしてSteelは、若い選手たちの「エイムの良さ」や「とんでもない反応速度」に対して、まだ危機感を持ったことがないと話します。彼は年齢を重ねるとともに、知恵が身についてくると語りました。
「若い選手たちはフィジカル以外が欠けています。緊張しすぎるあまり試合中にプレイを崩してしまったり、複数エージェントのプレイやメタに適応することが得意ではないと感じます。彼らはメタが変化するたびに、少しずつ実力を落としていくのです。」
「また、彼らは今何をすべきか、いつ決断すべきか、なぜその決断をするのか、ということをよく分かっていないと思います。単純に反応が鈍いのです。」
「しかし、そういった悩みを払拭することは非常に簡単で、そこに私の経験が生かされてきます。撃ち合いで勝つためには、フィジカルに頼るのではなく、振り向くタイミングや攻めるタイミング、ラークするタイミングが非常に重要です。」
また、Steelに寄せられる「引退」という言葉は、8年前に突如現れた訳ではありません。8年前、2015年の今頃、彼はCS:GOで八百長への関与により、CS:GOで最も権威ある大会"メジャー大会"へ無期限の出場停止処分が下されました。
数年後、ESLやDreamHackなど複数の企業は彼の禁止を解除しましたが、Valve(CS:GOを運営する企業)が主催する大会には出場することができない選手生活を送っていました。
この永久追放はSteelの選手活動を著しく制限しました。処分を下された後、Steelは複数のプロチームを渡り歩きましたが、彼がロスターに参加しているチームはメジャー大会に出場することができませんでした。
しかし2020年、彼が二度目のチャンスを掴むことになるVALORANTがリリースされました。そして同年には100 Thievesと契約し、年末には北米大会優勝と結果を残しました。
「永遠に選手を続けることができない」、それは彼も分かっています。Steelはインタビューの最後で、いつかコーチやキャスターになる可能性が高く、その傍ら配信やアナリスト的なコンテンツを発信するかもしれないと語りました。
しかし彼は、引退までそれを専業にすることは考えていません。マウスから手を放すその時まで、彼は選手を辞めることはないでしょう。
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返信削除汚点がデカすぎてまともに見れん
返信削除かっこいい
返信削除引退しても唯一無二のキレ芸配信者としての道が残ってるから大丈夫
返信削除こいつが何を言っても八百長したという事実は消えないからな
返信削除かっこいい
返信削除swagの競技生命潰しておいて何をいっちょ前に語ってんだこいつは
返信削除イイハナシダナーと思ったら急に流れ変わってて草
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