eスポーツアナリストのBrendan Husebø氏は2月6日、2022年1月-12月におけるeスポーツチームのTwitterエンゲージメントを公開しました。G2 EsportsやFaZe Clan、OpTic Gamingなど人気チームを収め、日本からCrazy Raccoonが3位にランクインしました。

Twitterのエンゲージメント数とは、ユーザーがツイートに反応した回数のことで、ツイートがクリックされた、画像や動画がクリックされた等の際に集計されます。ツイートが表示された場合にはインプレッション数が加算されますが、インプレッション数が多くてもエンゲージメントが少なければ、そのツイートは効果的ではなかったと一般的には判断されます。

まず、2022年におけるeスポーツチームのTwitterエンゲージメント数ランキングは以下。1位は多数のインフルエンサーや人気部門を抱えるブラジルのeスポーツチームLOUDが1,970万回でランクインし、2位はSentilensで587万回を記録。そして3位には日本からCrazy Raccoonがランクインし、海外有名チームを上回るエンゲージメント数を獲得しました。

特にCrazy Raccoonは前年度比115%で計534万回と、昨年から2倍近いエンゲージメント数を記録。PVを交えた選手加入の大々的な発表やCRカップ開催の発表動画、スポンサー企業とのコラボ企画などが功を奏し、FaZeG2OpTicVitalityなど世界有名チームを上回る順位を記録しました。

次に、1ツイートあたりの平均エンゲージメントランキングは以下。数値が高いほど1ツイート単位の影響力が高いツイートと一般的に判断されます。

SentinelsやLOUD、OpTic Gamingなど上記ランキングにランクインしたチームが名を連ねる中、日本からCrazy Raccoon、ZETA DIVISION、そしてTSMの日本公式Twitterの3チームがランクイン。Crazy Raccoonは1ツイート当たり平均1万回のエンゲージメント数、ZETA DIVISIONは5,390回、TSM JAPANは3,900回を記録しました。

同ランキングを作成したBrendan Husebø氏は、日本、ブラジル、アメリカの3地域でTwitterの使用方法が明確に異なると指摘。日本ファンはリプライをする代わりにリツイートが多い結果になったと示し、eスポーツファンに限らず地域のTwitterの使用方法が顕著に出ていると述べています。

  • アメリカ:アメリカのeスポーツチームはツイート数が少なく、ファンは"いいね"を押す傾向が強いが、リツイートすることはほぼない。
  • ブラジル:ブラジルのeスポーツチームはツイート頻度が非常に高く、ツイートごとに多数のファンのリプライを送る。
  • 日本:日本のeスポーツチームは最もツイートの頻度が低い。そしてファンはリプライを送ることはほぼなく、リツイートや引用リツイートが多い傾向となった。

また、同氏は日本のeスポーツチームに特化したエンゲージメントランキングを公開。Crazy Raccoon、ZETA DIVISION、TSM日本公式Twitterに続き、FNATIC日本公式TwitterFENNELがランクインし、全チームが前年度を上回る数値を記録。同氏は「2022年に日本ほどeスポーツが成長した国はない」と評価しています。

ツイートの最後に同氏は、2022年はeスポーツチーム全体で9%エンゲージメントが増加し、1ツイート当たりのエンゲージメントは15%増加したと示しています。表面上で分析した場合、eスポーツ業界全体は緩やかに成長し、Twitterというプラットフォームの運営は着実に成長した年と評価しています。

7 コメント

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  1. これでリーグ落選してるの理由なんだったんだろう

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    1. 結局RiotはLoLしか考えてません

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  3. DFMは2021年でtweetされた数では世界8位です

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  4. 2022年1月-12月だけの集計な
    去年の集計では、日本で1番ツイートされたのはDFM(DNG)だったはず
    そもそもT1とか入ってねえのがおかしい

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    1. マジレスするなら2021はDTNだろ
      DFMなんて集計どこでみたんだ?

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