Riot Gamesは昨月、チャレンジャーズの通年開催、選手ローンシステムなどVCT 2024に関する詳細を発表しましたが、VALORANTのグローバルeスポーツ責任者を務めるLeo Faria氏がチャレンジャーズを開催する理由をMais Esportsのインタビューで語りました。

長期のオフシーズン過密スケジュールインターナショナルリーグ開催による人気低迷など、様々な不安が募るTier 2の競技シーンですが、同氏は「チャレンジャーズリーグは安定ではなく、才能発掘に焦点を置いている」と言及。そのことを踏まえた上で、各チームにはチャレンジャーズリーグに参戦してほしいと語りました。

「League of Legendsでの12年間の経験を踏まえ、Riot Gamesが求めていることはリーグ内で持続可能なシーンを提供することです。つまり、地域密着型のパートナーチームのみによるリーグ戦です。長期的な安定性といった観点では、クローズドな(閉鎖的)フランチャイズリーグでのみ実現できるものです。」

「VALORANTは、安定性と才能の発掘を併せ持つシステムを模索しています。チャレンジャーズリーグとアセンショントーナメントを開催する理由は、そのためです。今年はまだ1年目ですが、非常に上手く進んでいると考えています。しかし、今後システムを変更する可能性もあります。」

「チャレンジャーズリーグは才能を育てるために開催しています。インターナショナルリーグ発展の一環として、私たちはTier 2に力を注いでいます。もちろん、私たちもTier 2のチームが競技シーンから離れるところは見たくありません。そのために、私たちは常に彼らと議論を続けています。」

「しかし、時に彼らは、非現実的な期待を抱くこともあります。例えば、ゲーム内で販売されたアイテムの収益分配など、インターナショナルリーグ向けに行っている取り組みをTier 2にも実施してほしいといった内容です。しかし、全ての大会に同じ資金を投入することは非常に難しいため、そういった取り組みはインターナショナルリーグのみに焦点を当てました。」

「また、インターナショナルリーグに昇格を果たせなかったとしても、数年間はチャレンジャーズリーグで戦うことができるといった考えから、Tier 2に参戦するチームも多いと聞きました。しかし、これは私たちの考えに反しています。」

「私たちは、Tier 2に安定を求めているわけではありません。各チームが数年間プレイするリーグになることを望んでいるわけでもありません。インターナショナルリーグ発展のため、Tier 2でこのような取り組みを行っています。焦点は常にインターナショナルリーグであり、それがこのスポーツの本質なのです。」

「この目的を、世界23の地域で開催されているチャレンジャーズリーグに出場する全てのチームに伝えようと努力してきました。常に各チームと密接な議論を行ってきましたが、私たちは失敗しました。今回のように大会が終了する直後に、来シーズンの情報を発表することは誤りだったと教訓となりました。」

「今回の発表タイミングでは、今後の競技シーンがどうなるか分からないと不安になるチームや選手が多数見受けられました。先が見えないと不安が募り、皆さんを苦しい状況においてしまったと思います。私たちはこれらの批判を聞き、受け止めようと努力しています。」

「VALORANTは世界で最も競争が激しいゲームです。トップに到達するまでには非常に険しい道のりが待ち構えており、そのチャンスを掴む道は開かれていますが、簡単なことではありません。

「また、このスポーツは選手や組織ではなく、ファンの上で成り立っていることを理解する必要があります。そのため、私たちは一歩引き、ファンの皆さんと共に作り上げる必要があります。コミュニティがなければ、何も生まれないのです。」

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