不透明な将来からブラジルアメリカのトップチームでVALORANT部門の解散が相次ぐ中、インターナショナルリーグ加盟チームEvil Geniusesに所属するBcJが、現在の競技シーンを批判しました。またそれに対する意見として、VALORANTのスタッフが「来年はスケジュールを見直す」と発言しました。

2021年から2022年にかけXSETとして活躍し、昨年11月にEvil Geniusesに加入しインターナショナルリーグへ参戦したBcJですが、今年4月にシーズン途中ながらロスターから離脱。イニシエーターからコントローラーに役割を入れ替えるなど試行錯誤を行いますが、僅か4試合でベンチ入りが発表されました。

コミュニティでは長期のオフシーズンや上半期の過密スケジュールなど不透明な将来へ懸念が募る中、BcJが競技シーンに対する不安をTwitterで言及。VALORANTのeスポーツ責任者を務めるLeo Faria氏の「Tier2で大金を費やしても収支を上げることは期待できない」の発言の画像と共に、自身の経験を踏まえながら現システムを痛烈批判しました。

この問題は私にとって、非常に発言しづらい内容ですが、一つ言いたいことがあります。

世界大会でトップ5に入った経験があるのにも関わらず、インターナショナルリーグでスターティングメンバーに入るために役割を入れ替えなければいけないなんて、全くやりがいを感じられません。

コミュニティでは私がベンチに入って当然だと思う人もいるかもしれませんが、そんなことは関係ありません。現在のTier 1、Tier 2のシステムでは世界最高の選手たちが世界最高の舞台でプレイすることができないのです。

私は2022年の世界大会でNo.1イニシエーターとして評価され、昨年末にインターナショナルリーグに参戦しました。自分の役割の座を勝ち取るための実績としては十分すぎると感じていましたが、現実は違いました。優れた選手であるからとはいえ、ビジネスモデルに適合するとは限りません。

また、各チームはリーグが始まる前から所属していた選手を信頼している可能性もあります。そのため、フランチャイズリーグに加盟せずにシーズンを迎えた人は、安定したチームに加入することを祈ることしかできません。そうすれば経済的に安定した生活を送りながら、VALORANTのトップシーンで戦う夢を追い続けることができるでしょう。

Riot Gamesがすべきことはたくさんあると思いますが、最優先事項としてオフシーズンを無くすことが必要でしょう。このオフシーズンがあるからこそ、各チームはVALORANTの競技シーンから一時離れ、運営費や資金を節約することができるのです。

そして私たち選手はこの期間中、何ヵ月も仕事がない状態になります。そして最も最悪なのは、世界最高の選手たちがTier 2でフリーエージェントとしていることです。彼らがそれぞれのロールで世界最高の選手であろうと、インターナショナルリーグのビジネスモデルに合わない場合、彼らは決して舞台に立つことはできません。

だからこそ、何かが変わる必要があると思います。

BcJのツイートには現在2,000近い反応が寄せられており、元FNATICのMagnum、元AcendのZeek、元FaZeのPOACH、元Liquidのec1sなど様々なプロ選手から賛同の声が寄せられています。

また先日から「Championsの賞金をTier 2に回してほしい」など競技シーンに対する議論が活発に行われていますが、VALORANTのeスポーツ責任者を務めるLeo Faria氏が日本時間本日朝6時頃にTwitterを更新。「本日、Tier 2に関する議論を多く目にしました。私たちは皆さんの意見を聞いており、既に計画があります。持続可能なシーンはただ1つの課題にしかすぎません。来年は多くの変更を予定しています。スケジュールを完全に見直し、より多くの競争の機会を提供します。詳細は来月末に発表予定です」とコメントしました

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