シンガポールを拠点に活動するeスポーツチームBleed Esportsは3月7日、VALORANT部門に所属したcrazyguyをベンチに移動し、Egoistと契約を終了することを発表しました。それに伴い、Egoistは競技シーンから引退を表明しています。

昨年のアセンショントーナメントで優勝を収めパシフィックリーグに参戦したBleed Esportsは北米を代表するデュエリストのyayと契約するなど注目を集めましたが、先日開催されたVCT PACIFIC 2024 KICK-OFFではグループステージ最下位で敗退。今回の結果を受け、チームのオーナーを務めるMervyn Goh氏は自身のX(旧Twitter)で「次期スプリットでロスターを変更します」と発表していました

今回契約終了が発表されたcrazyguyは、2014年にCS:GOの競技シーンに参入。長らくアジアのトップシーンで活動し、ベトナムを代表するAWPer(VALORANTで例えるとオペレーター使い)として活躍。海外からは東から来た野獣(Beast from the east)として恐れられていました。

そして2020年にVALORANTの競技シーンに参入。スナイパーとして活動したCS:GO時代と一転し、イニシエーターを操るIGLとして活躍。2022年にBleed Esportsに加入し、昨年のアセンショントーナメントでは優勝に大きく貢献しましたが、今回ベンチ入りが発表されました。

また現在22歳のEgoistは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。同年7月にPaper Rexに加入し、First StrikeTheGym Singapore Invitationalで準優勝を収めた後、同年12月に当時の東南アジアシーンを席巻したTeam SMGに加入。VCT 2021 SA Stage 1 MastersStage 2で準優勝など活躍しますが、2021年6月に兵役に伴い一時休養を発表。そこから約1年半年、競技シーンに姿を見せませんでした。

そして2023年2月、競技シーン復帰を表明。当時タイからシンガポールへ拠点を移していたX10 Esportsに加入し、VCL 2023 MY&SG Split 1Split 2で準優勝を達成。2023年9月にはX10のライバルチームであったBleed Esportsに移籍し、先日行われたVCT PACIFIC 2024 KICK-OFFに出場しましたが、公式大会2試合のみプレイし引退を発表しました。

今大会ではサイファーでK/D 1.52を記録するなど活躍を見せましたが、自身のXで引退について「eスポーツの夢を追いかけることはもうないと思います。これからは学業に専念するため、選手を引退することを決断しました。10年間ありがとうございました」とコメントを残しました。

crazyguy、Egoistが離脱したBleed Esportsのロスターは以下になります。来月開催予定のVCT PACIFIC 2024 Stage 1に出場予定の同チームですが、先日には元DRXのZestの加入が報じられていました

  •  Derrick "Deryeon" Yee
  •  Nutchapon "sScary" Matarat
  •  Jaccob "yay" Whiteaker
  •  Nikola "LEGIJA" Ninić (ヘッドコーチ)
  •  Sushant "Ominous" Jha(アナリスト)

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