sScary「yayがデュエリスト以外をプレイしたことは、彼自身のアイデアだった。しかし試合当日に別の問題が発生した。」

韓国で開催されたVCT PACIFIC 2024 KICK-OFFではT1、Global Esportsに敗れグループステージ最下位で敗退したBleed Esportsですが、同チームに所属するsScaryが今大会のパフォーマンス低迷についてONE Esportsのインタビューで語りました。

昨年11月に北米を代表するデュエリストのyayが電撃加入し話題を集めたBleed Esportsでしたが、yayはデュエリストの他にヴァイパーやスカイなどフレックスとして試合に出場。しかし個人成績は38キル42デス、35キル49デスと低迷が続きました。

yayの元チームメイトのFNSは「選手自身が最も得意なエージェントを使用させるべき」と発言するなどコミュニティではyayにコントローラーやイニシエーターを担当させることに一部批判の声が上がりましたが、sScaryはyay自身の判断でデュエリスト以外のエージェントをプレイしたとインタビューで語りました。

「yayがデュエリスト以外のエージェントをプレイしたことは、彼自身のアイデアでした。練習では問題なく、yayも高いパフォーマンスを披露していました。しかし、試合当日に別の問題が発生し、5人全員が最大限のパフォーマンスを発揮することができませんでした。」

「yayが試合後にX（旧Twitter）で投稿したように、その時のチーム内の雰囲気は試合に集中できなかったというより、言葉や精神的な問題があったような感じでした。そういった状態では誰であろうと、プレイは難しいでしょう。」

今大会では成績不振が続いたyayですが、試合終了後には「試合中に視界がぼやけることは今まで一度もありませんでしたが、モニターに映る敵に全く反応できませんでした」と目に不調があったことを言及。続けて「コーチやチームメイトのせいではありません。悪いのはすべて私自身です」とファンに謝罪を行いました。

なお日本時間本日朝、Bleed Esportsのオーナーを務めるMervyn Goh氏はXで「VALORANT部門は次期スプリットでロスターを変更します」と述べ、来月開幕するVCT PACIFIC 2024 Stage 1に向け、スターティングメンバーを変更することを発表。現時点で詳細は不明ですが、コミュニティではyayの降格が囁かれています。