北米を拠点に活動するeスポーツチームのSentinelsは9月15日、VALORANT部門に所属するTenZが引退したことを発表しました。今後は同チームのコンテンツクリエイターに移行し、配信を中心に活動していきます。

発表では「今年の初めから引退することは分かっていました。そのため、自分自身に『今年が最後の年だ』と言い聞かせてきました。全力を尽くし、後悔のないプレイをすることが私の使命だと感じていました」と言及。続けて「ゲーム以外にやりたいことがたくさんあります。モチベーションに飢えています。それを追いかけるためには、もっと時間が必要でした」と説明しました。

現在23歳のTenZは、2016年にCS:GOの競技シーンに参入。若くして頭角を現し配信など人気を獲得しますが、所属したCloud9やATKなどで結果を残せない日々が続きました。そして2020年にVALORANTへの移行を表明。同年4月にCloud9に加入し、黎明期から選手およびストリーマーとしてVALORANTの競技シーンを盛り上げてきました。

2021年3月にはSentinelsへのレンタル移籍を発表。2021年に開幕したVCT 2021では北米大会三連覇、VALORANT初の国際大会であるVCT 2021 Masters Reykjavíkで優勝など輝かしい戦績を収め、2021年6月頃にCloud9からの正式移籍が発表。移籍金は125万ドル(約1億4,000万円)と報じられており、VALORANTの競技シーン初の巨額契約となりました。

なお、2022年シーズンはVCTのオープン予選敗退など成績は低迷。しかし昨年9月、過去の実績が評価されインターナショナルリーグ参入が発表されました。2023年は感染性関節炎新型コロナウイルスを併発しロスターから3週間離脱するなど不調に陥りましたが、VCT AMERICAS 2023 LCQではデュエリストやフレックスとして活躍し、急遽のロスター変更など苦しい状況の中でも最後までシーズンを走り抜けました。

2024年はJohnQT、Zellsisと新たな仲間と合流。VCT AMERICAS 2024 KICK-OFFでは優勝を好調なスタートを切り、約2年ぶりに出場した国際大会のVCT 2024 Masters Madridでは見事優勝を収めました。続くStage 1、Stage 2では上位入賞に届きませんでしたが、チャンピオンシップポイントランキング1位で出場したVALORANT Champions 2024では4位といった結果を残しました。

TenZが離脱したSentinelsのロスターは以下になります。

  •  Zachary "zekken" Patrone
  •  Gustavo "Sacy" Rossi
  •  Mohamed "johnqt" Amine Ouarid
  •  Jordan "Zellsis" Montemurro
  •  Adam "kaplan" Kaplan(ヘッドコーチ)
  •  Hunter "SicK" Mims(ベンチ)
  •  Rahul "curry" Nemani(サブ)

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