タイで行われたVCT 2025 Masters Bangkokで問題となったワイヤレスマウスの電波干渉問題ですが、今大会で優勝を果たしたT1に所属するStaxが本問題について自身の配信で言及しました。

「優勝した今だからこそ、スッキリとした気持ちで話せることがあります。以前にTwitterで呟いたことです。T1がEDGとBO3で対戦したとき、マウスのせいで本当に頭おかしくなって死ぬかと思いました。『マウスが動かない!ワイヤレスマウスが動かない…!ワイヤレスマウスが!』となりました。」

「本当に大変でした。Riot Games側からも、記者会見やTwitterで『問題提起として発言してもいい」と言われました。しかし、私は敢えてそれをはっきりと話さず、優勝してから言おうと思い取っておきました。優勝すればただのハプニングとして済ませることができます。」

「ただ、試合中にマウスがずっと途切れるのです。スッとマウスを動かすと、「ダダダダダダッ」とカクつくのです。すると審判から「有線マウスにするのか、それともラグがあるままプレイするのか、早く決めて!」と圧をかけられました。それを聞いたT1のCOO(最高執行責任者)のウンギさんが激怒して、私のマウスの件でめちゃくちゃ揉めてしまいました。」

「スタッフ陣は舞台裏で私たちのボイスチャットを聞くことができないため、ウンギさんやゼネマルマネージャーのノーマンさんは『ちゃんと問題を解決できたんだな』と思ってたらしいです。試合が終わって解決していないことを知ったら、ウンギさんがスーパーマンみたいに突然登場して、英語でケンドリック・ラマー(アメリカのラッパー)みたいにRiot Gamesに詰め寄っていました。」

「マウスの問題は私だけじゃなくて、ZmjjKKやG2 Esportsの選手たちにも起きていました。試合中にマウスを何度も交換し、最終的には交換したマウスでプレイせざるを得ませんでしたが、プレイオフのローワーブラケットのEDG戦中にも、また問題が発生しました。前にマウスを交換したのに!新しいマウスなのに、また途切れる問題が発生しました。」

「それで『終わった…』となり、PCまで交換しました。その時に対面に座っていたZmjjKKをチラッと見たのですが、彼も自分のマウスを指差しながらとアピールしてきました。そしたら彼は笑いながら『これ見ろよ! 俺も変えたんだぞ!』と言ってて…。」

「正直、なぜマウスに問題が発生したのか今でもわかりません。今まで出場した世界大会では、VCTを含めても、こんなこと一度もありませんでした。500日ぶりに出場したMastersでしたが、まるですべてが変わってしまったかのような感じでした。」

マウスの電波干渉問題は大会初日から発生しており、当日の試合でZmjjKKは無線から有線マウスに変更していることが明らかになっていました。運営側もこの問題を認識しており、VALORANTのeスポーツ責任者を務めるLeo Faria氏によると、PCの不具合ではなくステージ上の機材が影響していることをXで明らかにしていましたが、その後問題を解決した旨の発表もないまま、大会は閉幕しました。

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