VCTで数多くの名場面をカメラに収めてきたフォトグラファーのLiu Yicun氏が、VALORANT Champions 2025の決勝でNRGに敗れて惜しくも準優勝に終わったFNATICのキャプテン、Boasterとの印象的なエピソードを公開しました。VCT 2024 Masters Shanghaiで敗退後、涙を流すBoasterの写真を撮ることができなかった同氏にBoasterが送ったあるメッセージが話題を集めています。
「報道カメラマンの観点から見ると、勝利の瞬間も敗北の瞬間も、どちらも記録されるべき理由があります。苦しい時期が記録されてこそ、再び頂点へと登り詰める意味がより深くなるのです。それで私は、敗れた選手たちをよく撮影していますが、彼らの前にカメラを構えるたびに『残酷さ』のような感情を覚えることがあります。特に、大舞台ほど痛みも深いです。」
「私の理性は『ためらうな、シャッターを切れ。それが君の仕事だ』と言い聞かせてきますが、昨日、Boasterは私の目の前で涙を流していました。あの瞬間、シャッターを押すのは本当につらいものがありました。」
「VCT 2024 Masters Shanghaiのときも、FNATICが敗れたあと、Boasterはバックステージで涙を流していました。彼は私に背を向け、ひどく落ち込んでいました。私は近づけませんでした。その年の後、ベルリンで開催された大会のとき、BoasterとYinsuが『君が世界大会を撮影するらしいね』と聞いて、夕食に誘ってくれました。
「その席でBoasterは私に『僕が泣いてる写真、撮った?』と聞いてきました。私は『ごめん、あの時の君はあまりにも辛そうで、撮る気になれなかったんだ』と返すと、彼はこう言ってくれました。『大丈夫。もしまた僕が泣いたら、その時は撮ってほしい。そういう瞬間も、僕のキャリアの中で美しい思い出になると思う。そういう写真たちも、美しいものだから』。勇気をくれてありがとう、Jake。」
先日、フランス・パリで行われたVALORANT Champions 2025では2勝0敗でグループステージを突破し、プレイオフではDRX、Paper Rexとパシフィックの強豪チームを破り勝ち進みましたが、アッパーファイナルおよびグランドファイナルでNRGに2度敗れ、惜しくも準優勝となりました。決勝ではフルマップに及ぶ接戦を繰り広げましたが、2-3で敗れる結果となりました。

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