中国を拠点に活動するeスポーツチームのFunPlus Phoenixは11月9日、VALORANT部門にsScaryが加入したことをWeiboで発表しました。今年1月にファンから惜しまれながらも選手引退を表明したタイのコントローラーが中国リーグで再出発します。
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— sScary (@sScaryOfficial) November 9, 2025
現在26歳のsScaryは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。同年10月に加入したOvertime Esportsからキャリアをスタートしました。同年12月に移籍したX10 EsportsではCrws、foxz、sushiboys、Patiphanなどタイの実力派選手らと合流し、翌年にはVCT 2021 SEA Mastersでは優勝を達成。また、東南アジア代表として、VCT 2021 Masters Reykjavík、VALORANT Champions 2021への出場を経験しました。
2022年にはX10のメンバーとともにXERXIAへ移籍し、VCT 2022 Masters Reykjavík、Masters Copenhagen、VALORANT Champions 2022へ出場するなど世界トップシーンで活躍しましたが、2022年10月にBleed Esportsへの移籍を電撃発表。XERXIAのチームメイトはインターナショナルリーグへ参入したTalon Esportsへ移籍しましたが、sScaryのみチャレンジャーズでの活動を継続しました。
当時移籍を決断した理由について、インタビューでは「私と家族が一生生活に困らない十分な金額でした」と答え、金銭的な理由を挙げていました。そして、Bleed Esportsではチャレンジャーズリーグで見事2連覇を達成。自身初となる英語をコミュニケーション言語とするチームながら、アセンショントーナメントでも優勝を果たし、2024年度のインターナショナルリーグ昇格を達成しました。
しかし、VCT PACIFIC 2024ではKICK-OFF、Stage 1、Stage 2ではいずれも最下位で敗退。さらにシーズン終了後、Riot Gamesは「Bleed Esportsはチーム参加契約により定められている重大な報告義務およびその他重要な責務の遵守を怠ったため、契約を解除します」と、Bleed Esportsをインターナショナルリーグから除名することを発表し、選手たちは所属先を失う結果となりました。。
sScaryはコントローラーを得意とすることで知られ、キャリアを通して400試合近くプレイするコントローラーでは、オーメンのK/Dは1.16、アストラは1.24、ヴァイパーは1.23、ブリムストーンは1.15と驚異的なパフォーマンスを発揮。その高いフィジカルと安定したパフォーマンスでX10 Esports、XERXIA、Bleed Esportsを牽引し続けました。新たにsScaryが加入したFunPlus Phoenixのロスターは以下になります。
Zhang "AAAAY" Yang
Kale "autumn" Dunne
Qu "Life" Donghao
Chang "BerLIN" Polin
Nutchapon "sScary" Matarat
Nikola "LEGIJA" Ninic(ヘッドコーチ)
Yao "YorkMonster" Kun(アシスタントコーチ)


Rbと同じ中国リーグの謎のパワーでフィジカルが更に強化されたら本当にぶっ壊れプレイヤーになりうる
返信削除BerLINとモク被るけどどうするんや
返信削除3コン構成またやるんじゃない?
削除神すぎる
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