イギリスを拠点に活動するeスポーツチームのFNATICは5月30日、VALORANT部門のヘッドコーチにENGHがKarmine CorpやGambit Esportsを世界トップチームに導いた名将が再びインターナショナルリーグに参戦します。

現在33歳のENGHは、2016年にOverwatchの競技シーンに参入。ヨーロッパのコンテンダーズリーグ出場を経験した後、2018年、2019年にはOverwatch World Cupのロシア代表メンバーに選出されるなど長期に渡り活躍しました。2020年4月にVALORANT転向を発表し、黎明期からコーチとして活動。同年9月にGambit Esportsのヘッドコーチに就任し、VCT 2021 CIS Masters、VCT 2021 Masters Berlinで優勝、VALORANT Champions 2021で準優勝と輝かしい結果を残しました。

2023年にはTSMのアシスタントコーチとして活動したのち、2023年12月にKarmine Corpのヘッドコーチ就任を発表。フランス人選手主体のチームから多国籍チームに切り替える大幅な再編成を行い、VCT 2024 EMEA KICK-OFFでは見事優勝を収め、VCT 2024 Masters Madridへ出場を果たしました。2025年にはEWC 2025 EMEAで準優勝し、Esports World Cupへの出場を経験しましたが、それ以外の大会では低迷に苦しみました。

ENGHは約2年半にわたり指揮を執ったKarmine Corpを離れた直後での新天地決定となります。Karmine CorpでのラストシーズンとなったStage 1では、グループステージで1勝も挙げられず最下位で敗退するという苦い結末を迎え、同氏は「誰かが責任を取らなければならない。それは私だ」として自ら退任を決断していますが、VCT EMEA 2024 KICK-OFFで優勝に導くなど、その手腕が高く評価され、フリーエージェントとなってからわずか数週間という異例の速さでFNATICへ加入することとなりました。

ENGHが加入したFNATICのロスターは以下になります。VALORANT Champions 2026への切符を掴み取るため、Stage 2でこれまで以上に完成度の高い戦いを見せることが絶対条件となるFNATICですが、まずは現在開催中のEWC 2026 EMEAを突破することはできるでしょうか。今後の動向に注目が集まります。

  •  Jake "Boaster" Howlett
  •  Emir "Alfajer" Ali Beder
  •  Kajetan "kaajak" Haremski
  •  Austin "crashies" Roberts
  •  Clement "CyvOph" Millard
  •  Andrey "ENGH" Sholokhov(ヘッドコーチ)
  •  Casper "Desmo" Rasmussen(アシスタントコーチ)
  •  Philipp "Szed" Schickor(パフォーマンスコーチ)
  •  Sylvain "Veqaj" Pattyn(ベンチ)
  •  Milan "Milan" Meij(ベンチ)

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