イギリス・ロンドンで開催中のVCT 2026 Masters Londonに出場中のFULL SENSEに所属するCrwsが、FUT Esports戦の試合前インタビューにて、プロとしての自身の原動力や亡き父への想いを明かしました。長年アジアシーンの最前線で活躍を続けるCrwsですが、自身がeスポーツの世界に身を置く真摯な理由について次のように語りました。
「私はeスポーツ選手になりたいという夢を抱いたことは一度もありませんでした。私の唯一の夢は、経済的に苦しんでいた家族全員を、自分の力だけで支えることだったのです。また、私の父は亡くなる前、私にどうしても勝ってほしいと心から願っていました。だからこそ、今の私の唯一の目標はトロフィーを掲げることであり、父もその姿をどこかで見てくれていると信じています。」
2025年4月にはVCT PACIFIC 2025 Stage 1のシーズン中に父が逝去していたことを明かしており、当時のZETA DIVISION戦では一時的にJitboySがIGLを担当するなど、パフォーマンスにも影響を及ぼしていました。今回、亡き父親との約束を胸に挑んだFUT Esports戦でしたが、チームは苦戦を強いられ敗戦。試合後の記者会見ではチームのスタイルの変化や、現在のパフォーマンスについて問われ、以下のようにコメントを残しました。
「私たちは以前とはかなり異なるプレイスタイルで今大会に臨んでいます。ただ、ステージ上で起きたことが、まだ自分の中で本当に理解できていません。自分たちのパフォーマンスがここまで悪かったことには、正直まだ驚きを隠せないでいるのが本音です。」
「おそらく次の試合までには、解決策を見つけられると考えています。次の対戦相手については、正直誰であっても構いません。もし今のままのプレイを続けるのであれば、次の試合に勝ち目はないと思っています。そのため、メンバーのためにも何としてでも解決策を見つける必要がありますし、次の試合ではこのような姿を二度と見せないようにしたいです。」
昨年12月には一度選手を引退しFULL SENSEのコーチに就任したものの、今年4月にはロスター復帰を表明。VCT PACIFIC 2026 Stage 1では見事準優勝を勝ち取り、2年ぶりとなる国際大会であるVCT 2026 Masters Londonへの出場を果たしました。スイスステージ初戦のFUT Esportsでは敗れてしまったものの、次戦のGlobal Esports戦で勝利しプレイオフ進出に近づくことはできるでしょうか。試合は6月10日2時から開始予定です。


コメント