コミュニティで度々議論となるVALORANTのスマーフ問題ですが、VALORANTの開発者がスマーフ対策への取り組みや今後の展望を明らかにしています。
発端は、Reddit上に投稿された「スマーフを行うユーザーほどゲームに課金しているため、開発者はスマーフ問題を放置している」という投稿。支離滅裂な投稿にコミュニティから否定的な意見が寄せられる中、VALORANTのシニアコンペティティブデザイナーを務めるEvrMoar氏が反応。
同氏は「スマーフの数は非常に少ない」とコメントし、「ランクシステムを調整する上で、利益を意識することは全くない」と指摘しています。また、スマーフ対策として行ってきた取り組みや今後の展望を語っています。以下、Redditより引用した文章を掲載。
Jon "EvrMoar" Walkerのコメント (VALORANTのシニアコンペティティブデザイナー)
高いランク帯のプレイヤーたちがたくさん課金をするため、彼らの「ご機嫌を伺う」というスタンスは一度も取ったことがありません。もちろん、ゲームの開発に携わっていれば、そのゲームに最も熱意を注ぐプレイヤーがゲームにお金を費やすということはすぐに分かりますし、私が過去に携わってきた全てのゲームで同じ傾向が見られました。
よって、ランクが高いプレイヤーはそのゲームに対する熱意も高く、費やす時間とお金も統計的に見て高いです。つまり、高ランク帯のプレイヤーはアカウントを購入してスマーフ行為を行う可能性が高いということです。
他のコメントでも紹介しましたが、最近、スマーフに関する調査を行いました(詳細な結果はまだ伝えられませんが、報告書を仕上げている途中です)。結果として、スマーフの数は非常に少ないことが判明しました。
注釈:上記ではアカウントを購入しスマーフを行っているユーザーを指摘している可能性有。
だからと言え、スマーフ問題が重要ではないわけではありませんが、スマーフの数があまりにも少ないので、統計から見ても、それらが収益に影響を与えるとは考えにくいです。
私たちは、「スマーフ行為を認める」ことで利益を得ようとは全く考えていません。実際、今年のコンペティティブに関するアップデートのほぼ全てがスマーフ対策に関連した調整でした。また、今後予定するアップデートもスマーフ対策が中心となっています。
重ね重ねになりますが、私は利益については全く考えていません。ランクシステムを調整する上で、利益を意識することは全くありませんし、収益に関連するような会議に出席したこともありません。
私が言いたいことは、「スマーフ対策に努力している」ということです。私たちはスマーフに対抗するためにたくさんの調査を行っており、それは一筋縄ではいかないものです。
スマーフ対策には複数の方法があります。直接的な対策に加え、ユーザーがスマーフを行う理由を理解し、それを考慮した上で解決したいと思っています。
3名以上のエンジニアが6ヵ月間SMS認証(電話番号認証)の開発に取り組むことと、3名以上のエンジニアがスマーフを減らすためマッチメイキングの3つの新機能の開発と近日公開予定のトーナメントモードに取り組むことは、どちらが得策でしょうか?私たちは変更によってスマーフがどれだけ減少するかを把握する必要があります。
スマーフに遭遇してしまった場合は大変申し訳ないですが、私たちはこの1年で良いスマーフ対策ができたと私は思っています。スマーフは今後も増加すると思われますが、それと同じように私たちもスマーフ対策に取り組んでいきます。これからも皆さんのため、ランク戦をより良いものにアップデートしていきたいと思っています。
5人プリメイドの復活や利用規約に反したアカウントへ大規模BANの実施など、スマーフ対策に様々な対策を行ってきたVALORANTの開発陣ですが、今後もスマーフ対策は継続的に行っていく様子。
今年10月には電話番号による二段階認証がスマーフ対策にどう影響を与えるかをReddit上で言及していましたが、今回のコメントを読み取る限り、電話番号による二段階認証の実装は予定しておらず、近日に公開予定のトーナメントモードに注力している感じでしょうか。
今年6月、League of Legendsの「Clash」に近い新ゲームモード「Act Based Tournament System」の開発を進行していることを公式配信で明らかにしていましたが、早くて来年初頭のアップデートで実装されると予想されます。

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