2021年に最も活躍した20人のアジア選手を選ぶ「The VALO2ASIA Awards」の11位~15位がVALO2ASIAより発表されています。

先日にVALO2ASIAよりスタートした本企画。上位20人を日替わりで5人ずつ発表する形式となっており、一昨日には16位~20位が発表され、ランキングにはLakia、Munchkinが選出されていましたが、昨日に公開された11位~15位ではMaKo、JessieVashが新たにランクインしています。以下、記事より引用した文章を掲載しています。

15位 - Kim “MaKo” Myeong-kwan (韓国)

  • 所属チーム:DRX (Vision Strikers)
  • 主な成績:VALORANT Champions Tour 2021 Stage 1 Korea Masters 優勝、Stage 3 Korea Challegners 優勝、Stage 3 Masters Berlinn 5位-8位

MaKoは、間違いなく韓国で最も過小評価されている選手です。Vision Strikers加入以前はTUBEPLE Gamingに5か月間在籍し、ジェットで素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。その後、Vision Strikersに買収が発表され、今に至ります。

しかし、Vision Strikersへの加入と引き換えに、ジェットという役割を犠牲にすることになりました。MaKoは、自身の役割をコントローラーに変更しました。単純に役割を変えただけではトップチーム相手に高い統計を維持することは難しいですが、そのような過酷な状況下でも、彼は優れた適応能力を発揮し活躍しています。

更に興味がすすられるポイントは、彼の爆発時のパフォーマンスをまだ見ていないことです。

14位 - Ganesh “SkRossi” Gangadhar (インド)

  • 所属チーム:Global Esports
  • 主な成績:VALORANT Conquerors Championship 優勝、VALORANT Champions Tour 2021 APAC LCQ 7-8位、Valorant Poer Up India 優勝

現在23歳の彼は、紹介するまでもないでしょう。インド出身のSkRossiは、2021年初頭からアジアで最も注目されている選手の1人で、アグレッシブなプレイスタイルから放たれるジェットとオペレーターのコンボで知られています。

SkRossiは、Global Esportsで数えきれないほどの優勝やMVPを獲得しており、VALORANT Conquerors Championship 決勝のVelocity Gaming戦では強力なオペレーターのプレイで試合を飲み込みました。彼は年間を落として数多くのハイライトを輩出しましたが、その裏には安定した成績を毎試合残す、一貫性を隠しています。

SkRossiは、Global Esportsでプレイした230マップ以上の92%でジェットをピックしており、平均ACSは脅威の283を記録しています。この成績は、他の地域のトップ選手より優れていますが、彼の主戦所はインドのため、今回のランキングで上位に食い込むことはできませんでした。そのため、まだまだ彼の課題は山積みです。

しかし、今年度はAPAC Challengersが開催され、Mastersへ繋がる道が開かれたことで、アジアの他のチームと戦う機会が増えました。2022年の彼に注目が集まります。

13位 - Riley “witz” Go (フィリピン)

  • 所属チーム:Team Secret
  • 以前に所属したチーム:Bren Esports、MiTH
  • 主な成績:VALO2ASIA Lauch Invitational 2021 優勝、VALORANT Champions Tour 2021 Stage 3 SEA Challengeres 優勝、VALORANT Champoins 2021 5-8位

先日に引き続き、Team Secretの選手はまだまだランクインします。昨年4月にBren Esportsに買収され、それ以降、彼はフィリピンのチームを更にワンランク上に引き上げる存在となりました。

2021年7月、VALO2ASIA Lauch Invitational 2021を制した直後のインタビューで、彼は「年内にはアジアのトップ2、3のチームになりたい」と語っていました。その後、彼が想像していた以上の功績を残し、アジア1位をキープするだけでなく、VALORANT Champions 2021ではプレイオフに進出しました。

そして、彼のCS:GOからVALORANTへの移行を支えたのはMiTHで共にプレイしていたPTCです。彼が持つ「絶対的な信頼感」は、witzのキャリアを更に躍進させるものとなり、アジアトッププレイヤーとしての地位を確立するチャンスに繋がりました。

12位 - Khalish “d4v41” Rusyaidee (マレーシア)

  • 所属チーム:Paper Rex
  • 主な成績:VALORANT Champions Tour 2021 Stage 2 SEA Challengers 3位、VALORANT Champions Tour 2021 Stage 3 SEA Challengers 準優勝、KJC eSports VALORANT Invitational 優勝

d4v41は、チームの安定度を高め、f0rsakeNのようなスター選手をバックアップする役割を担っています。彼は、VALORANTの国際シーンでマレーシアの国旗を掲げた唯一の選手です。クランタン州出身の彼は、以前はCS:GOでプレイしており、witzと同じようなキャリアを歩んできました。

f0rsakeNのような神懸かったプレイやJingggのような爆発力は彼にはありませんが、彼のスキルは他の追随を許しません。若手選手と彼の違いは、2021年第1四半期から第3四半期にかけて、最も重要な時期に常に最大のパフォーマンスを発揮したことです。残念なことに、2021年第4四半期には手首を痛めてしまったことを理由に、パフォーマンスを発揮できず、統計的に見た注目度が少し落ちてしまう結果となりました。

11位 - Jessie “JessieVash” Cristy Cuyco (フィリピン)

  • 所属チーム:Team Secret
  • 以前に所属したチーム:Bren Esports
  • 主な成績:VALO2ASIA Lauch Invitational 2021 優勝、VALORANT Champions Tour 2021 Stage 3 SEA Challengeres 優勝、VALORANT Champoins 2021 5-8位

彼は、全てのタイトルでトッププロとして活躍してきたeスポーツの達人です。JessieVashは、2010年にMineskiでDota 2のプロとしてキャリアをスタートさせました。当時、最も権威あるDota 2の大会へ出場した経歴を残しています。

Dota 2で活躍した後、Overwatchの競技シーンへ飛び込みました。彼にとって新しいジャンルとなりましたが、彼にFPSは向いていたようで、MineskiのOverwatch部門で1年間活躍した後、またタイトルを変えます。MOBAのMobile Legendsへ移行し、Geek Fam Philippinesのコーチに就任しました。

3つのタイトルで10年以上活躍してきた現在31歳の彼ですが、eスポーツの競技シーンでまだ戦うことが出来ると証明します。VALORANTへ移行後、彼はソーヴァの名手として知られるようになります。彼の群を抜いたソーヴァのテクニックは、その上限の計り知れない技術に隠されており、全く無駄にしないリコンボルトやユーティリティでメンバーをアシストすることで、出場した半数の試合で一貫して高い統計を維持しました。

また、Team Secretの最年長である彼は、前人未踏の未知の世界に向けチームを更に躍進させることできると、勝利のメンタリティーをチームに植え付け、モチベーションを増大させています。

6 コメント

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  1. この調子だと日本人選手は0人か

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  2. 先知ってるけど、日本リージョンの選手はもういないよ

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    1. 未来人北、まぁ予想できるわな

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  3. makoが15位とか意味わからんw

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  4. 誰?って選手ばっかや

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  5. ACSで見たら、マスターズのlazは日本人でずば抜けてなかったけ?だからlazワンチャン

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