VALORANTのオフライン大会では選手に観客や会場の音が聞こえないようヘッドセットやイヤホンにホワイトノイズが流れていますが、その問題をFnaticに所属するBoasterが自身の配信で語っています。

昨月に行われたVALORANT Champions Tour 2022 Stage 2 Mastersでは見事4位入賞を達成したFnatic。Boasterは自身の配信で、勝者側トーナメント2回戦のFnatic vs Paper Rexの試合を観戦し、当時の状況について語りました。 

同氏によると、足音などゲームにおける重要な音声がホワイトノイズに搔き消され、銃声やアビリティの音しか聞こえなかったと語り、1マップ目のアセントでは足音が掻き消されたことで、敵の正確な位置が分からなかったと明らかにしています。

アセントのヘブンで3人がディフェンダースポーンに逃げたと思い、残っているのは1人だけだと勘違いしました。大会中、とにかく音響問題が大変でした。

実はホワイトノイズで足音は全く聞こえません。銃声とアビリティは聞こえますが、オフラインのステージ上では足音は聞こえません。聞こえるのはホワイトノイズの音声だけです(マイクに息を吹きかける)。この音が全てを掻き消します。

オフライン大会におけるホワイトノイズ問題は長らく議論されており、昨年の大会ではホワイトノイズでゲーム音が聞こえないと選手から苦情が入り、後に運営側が改善した事例があります。一方、今年5月にはOpTic Gaming所属のyayがホワイトノイズ越しに「相手の声が聞こえていた」と配信で語り、意図的に嘘のコミュニケーションを取るチームも存在したと明らかにしています

本件はReddit上でも議論に発展しており、「ステージ上に防音ブースを設置すべき」といった意見も寄せられていますが、キャスターのPansy氏は「ブースは全く機能しません。『何か対策をしている』ように見せているだけです。」とコメントを送っています

今年9月には年間チャンピオンを決定するVALORANT Champions 2022が控えていますが、現時点でホワイトノイズ問題に対する具体的な解決策は見つかっていません。徐々に観客有りのオフライン大会も増加していることから、早期の改善が求められますが、Riot Gamesの今後の対応に注目が集まります。

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