NORTHEPTION「bail」がフリーエージェントを表明

北海道を拠点に活動するeスポーツチームNORTHEPTIONに所属するbailは9月28日、フリーエージェントとして新たな所属先を模索することを明らかにしました。現時点のチームとの契約内容は不明ですが、「チームの許可を得て他のチームとの契約交渉が可能です」とコメントしていることから、移籍金が発生する条件付きフリーエージェントとしてオファを受け付けていると予想されます。

F/A
チームの許可を得て他のチームとの契約交渉が可能です。
興味をお持ち頂いたチーム様や企業様はこちらにてご連絡お願い致します。
contact@northeption.com

— Nth bail (@bailvlrt) September 28, 2022

2006年にCS1.6の競技シーンに参入したbailは、当時の韓国シーンを代表するeスポーツチーチームe-STRO、WeMade FOXで活動。IEF 2008、World eSports Masters 2010、IEM IV Asian Championship Finalsなど数度の国際大会で優勝した経験を持ち、2010年前後とeスポーツシーン黎明期ながら5.4万ドル（約780万円）を超える賞金を獲得しています。

2015年に競技シーンから引退後は表舞台に姿を見せていませんでしたが、2020年にVALORANTの競技シーン復帰を発表。Quantum Strikers、TNL Esportsと韓国トップチームを経て、今年2月にNORTHEPTIONに加入を発表しました。

VCT 2022 Japan Stage 1 Challengersではオープン予選でDETONATOR、FAV gamingを下し新体制後初の大会ながらプレイオフ出場を達成。プレイオフではReigniteに勝利しますが、Crazy Raccoon、FAV gamingに敗れ、国際大会出場に届きませんでした。

しかし約2ヵ月後に行われたVCT 2022 Japan Stage 2 Challengersではオープン予選でCrazy Raccoon、FAV gamingを下しプレイオフに進出。プレイオフではZETA DIVISIONに一度敗れますが、Jadeite、Crazy Raccoon、そして決勝でZETA DIVISIONにリベンジを達成し、見事国際大会VCT 2022 Stage 2 Mastersへ出場を果たしました。