ランク戦で「味方にAFKがいて負けた」という経験がある方も少なくはないと思いますが、AFKがランクレーティングの増減に影響しない2つの理由をVALORANTの開発者が明らかにしました。

今回明らかにしたのは、ランクシステムを手掛けるシニアコンペティティブデザイナーのEvrMoar氏。AFKとは「Away From Keyboard(キーボードから離れる)」の略で「放置」の意味で使われますが、「トキシック対策と意図的なレーティング操作の抑制」の2つの観点からランクレーティングの増減には考慮していないと指摘しています。

味方のAFKがランクレーティングの増減に影響しないことには、大きく2つの理由があります。それは「トキシック(有害なプレイヤー)対策」と「意図的なランクレーティングの操作」の2つです。

まず「トキシック対策」について説明します。もし味方のAFKがランクレーディング増減に影響した場合、負けそうな試合でスコアボード最下位の味方に罵詈雑言を吐くことでAFKに追い込み、ランクレーティング減少を抑えようとするでしょう。ランク上げに非常に有効な方法としてコミュニティに広がり、「有害なプレイをすることでランクが上がりやすくなる」という非常に恐ろしい事態を引き起こします。

次に「意図的なランクレーティングの操作」について説明します。フレンドと共にランクをプレイし、意図的にAFKをすることで味方のランクレーティング減少を抑えることができます。これはランク上げ代行業者が自分の内部レートを下げながら味方のランク上げを手助けすることになるので、ブースト行為がより簡単になることになります。

今挙げた2つは、ユーザーの皆さんに「悪い方法でランク上げを手助けする」ことになります。私たち開発陣は「勝つことでランクを上げる」ことを望んでいます。「ランクを上げるために味方をAFKにさせる」ことは、すぐに試合を諦めたり、AFKを味方に強制するユーザーの手助けとなるでしょう。

しかし、この方法はAFK対策の根本的な解決にはなっていないことは理解しています。もしAFKを減らすことができれば、ランクレーティング云々考える必要はなくなるでしょう。私たちはAFK問題に取り組む専門のチームではありませんが、専門チームは常にこの問題の解決に向け尽力しています。

全員がゲームを楽しみ、AFKの心配をする必要が無いゲームを目指します。時間はかかるかもしれませんが、常にゲームをより良くするため改善を続けます。また皆さんから寄せられる全てのクレームやフィードバックも解決へのヒントとなっています。いつも皆さん、ありがとうございます。

今回、AFKはランクレーティングの増減に影響しないと明かす一方で、今年4月には「味方のAFKは内部レートに影響する」と質疑応答で回答しています。実際にゲーム画面に表示されるランクやランクレーティングには反映されませんが、内部レートには多少影響しているため、今後の更なる改善に期待しましょう。

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