うつ病との長い戦いの末、今月7日に死去したことが明らかになったTwisten。コミュニティでは追悼のコメントが多数寄せられる中、同選手の実の母であるIvana Ašenbrenerová氏が自身のFacebookで声明を公開しました。

黙っているのは嫌ですし、できません。最愛の息子の死が、eスポーツやゲームへの批判を引き起こすことだけは絶対に避けなければいけません。

ありとあらゆる憶測が飛び交うのも嫌です。チェコ語のコメントは賢い人たちが投稿しているので、何とか読まないようにと思っていました。

「若い人はなにをしたらいいのかわからないし、一日中パソコンの前に座っていたらしょうがないよね。どんな家庭だったかは分かりませんが、本人が望めば治療を受けることもできたでしょう。」

皆さんは「自分が正しい」と思いコメントしますが、その確信はどこから来るのでしょうか?

息子の周りにはたくさんの愛がありました。私は完璧な母親ではないかもしれません。しかし3人の息子たちを支え、愛してきました。同時に彼らを束縛したこともありません。

父はいつも、「人は夢を持ち、空に向かって飛んでいけ」と話していました。カイア(Twisten)はいつも、空に向かい高く高く飛んでいました。今年の初めにうつ病と戦っていることを公に公開したことは、最も勇敢なことです。そんな彼を、私は誇りに思います。

そう、彼はうつ病と戦っていたのです。そしてそれは彼だけではありません。ゲームだけのせいにするのは馬鹿げています。カイアはただ、パソコンの前に座っていただけではありません。プロのeスポーツ選手は、他のスポーツ選手同様にストイックな生活を送っています。

eスポーツ選手も同様、健康的な食事、運動、睡眠が必要です。また過酷なトレーニングもあります。そして、パフォーマンスへのプレッシャーが、メンタルに影響を与えます。

不安要素があるなど、ほんの少しのことがきっかけでうつ病は始まってしまうのです。不幸な恋が引き金になってしまうことも十分にあります。誰にも裁く権利はありません。私たちの息子は病気と闘いました。勇敢に立ち向かいました。

Team Vitalityのために戦ったように、あるいは以前所属していたBIGのために戦ったように。他のスポーツ選手も同様です。サッカー選手、ホッケー選手、そして彼らのコーチもそうです。テニス選手、スキー選手、水泳選手もうつ病に苦しんでいます。

うつ病は、パソコンゲームをすることで「治る」病気ではありません。うつ病は意志の力でコントロールできるものではなく、治療が必要な病気です。うつ病を始めとする精神疾患は、社会的にタブー視されてはいけません。

私たちは、肉体の他に魂を持っているという事実を隠してはいけません。黙っていてはいけないのです。私たちは、そうしてはならないのです。誰も精神疾患に対する差別や偏見を背負ってはいけません。彼らは皆、他の人と同じ人間なのです。

私は息子と過ごせた1分1秒たりとも、後悔していません。これが一緒に撮影した最後の写真です。2023年5月のベルリンより。

7 コメント

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  1. 公開が誤字になっています。恐らく後悔かと

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    1. コメントありがとうございます。修正いたしました。

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  2. やっぱどの国にもプロゲーマーを馬鹿にする奴らっているんだな
    そこら辺の仕事よりハードだと思うけどな…

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    1. 紛れもない事実なんだけど、普通に働くことの方がプロゲーマーより何倍も大変だよ。

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    2. 日本だと本気でプロになって飯食うつもりのやつのほうが少ないからね。学業や就職で辞めていく人のほうが多いでしょ。

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    3. ゲーマーの民度はどの国も低いからなぁ
      犯罪者みたいな事を平気で言う奴も多いし
      そりゃ病むのも無理はないよ

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    4. どっちが大変かは人それぞれだからね。ましてや病気なら尚更だよ

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