6月11日-25日にかけ日本で開催されるVCT 2023 Masters Tokyoに出場する12チームのパワーランキングを、海外のeスポーツメディアEsports.netが公開しました(一部Dexertoの情報も追加)。
12位 - Attacking Soul Esports
Attacking Soul Esportsは、FGC Valorant Invitational 2023 Act 1の決勝でEDward Gamingを破り、見事1位通過で今大会への切符を手にしましたが、先月行われたAct 2ではEDward Gaming、Bilibili Gamingに敗れ3位となりました。
国際大会に出場した経験を持つ選手は、元EDward GamingのLifeのみで、全体的に国際大会の経験が不足しています。他のチームと比較して不利な状況にあるため、この順位となりました。
11位 - T1
T1は、VCT PACIFIC 2023では強豪チームとしてみなされていますが、DRX、Paper Rexなど他のアジアの有力チームと比較すると、明らかに劣勢です。
VCT PACIFIC 2023のプレイオフではDRXと5マップに縺れ込む接戦をしましたが、上位チームとの戦いになると、いずれも敗北を喫しています。安定感はあるものの、上位チームに勝ち星を挙げていないことが彼らの不安要素です。世界の強豪チームが集まる今大会において、上位チームとどういった戦いを見せるかが、重要なポイントとなるでしょう。
10位 - EDward Gaming
EDward Gamingは昨年年以降、様々な中国大会で優勝もしくは準優勝を取り続け、中国のトップチームとして駆け抜けてきました。そして先日行われたFGC Valorant Invitational 2023 Act 2ではAttacking Soul Esportsにリベンジを達成し、決勝ではBilibili Gamingを3-0で撃破。見事中国王者の座を取り戻しました。
国内では圧倒的な強さを誇るEDward Gamingですが、それとは裏腹に、国際大会では苦戦を強いられています。昨年末のVALORANT Champions 2022ではPaper Rex、Liquidに敗戦しグループステージ敗退、今年2月のVCT 2023 LOCK//INでは100 Thievesに敗れ1回戦敗退と、いずれも最下位で終了しました。
9位 - FUT Esports
トルコのFUT Esportsは、昨年のVRL 2022 Finalsで見事優勝を果たし、VCT 2023 LOCK//INではベスト16にランクインしました。
VCT EMEA 2023では安定したパフォーマンスを披露し続けており、レギュラーシーズンでは5勝4敗、プレイオフではGiants Gaming、Vitality、Natus Vincereに勝利するなど着実に勝利を重ねています。
IGLのMrFaliN、そしてデュエリストのqw1率いる彼らは、トルコのVALORANTファンたちが長年待ち望んできたスターチームです。着実に知名度を上げ続けるFUT Esportsですが、彼らが物語に新たなページを刻むためには、国際大会で勝利を挙げる必要があります。
8位 - Evil Geniuses
VCT AMERICAS 2023の開幕当初、Evil Geniusesは1勝4敗でリーグ下位に落ち込むなど、他チームからかなり劣勢に見られていました。4勝5敗でかろうじてプレイオフに進出しましたが、強豪チームが待ち受けるプレイオフでは早々に敗退するだろうとコミュニティでは囁かれていました。
しかし、プレイオフでの活躍は、アメリカのファンに衝撃を与えました。勝者側トーナメント準決勝ではCloud9を2-0で撃破し、勝者側トーナメント決勝ではLOUDから1マップを奪ったのです。彼らのポテンシャルは非常に高く、Demon1の「ハゲバフ」がこのチームをどこまで導くことができるか、誰にも予想できません。
7位 - Natus Vincere
2022年、度重なるメンバー変更を行っていたNatus Vincereは、ヨーロッパ大会で結果を残すことはできませんでした。そして昨年、FunPlus Phoenixのメンバーに加え、AcendのcNedをチームに迎え入れ、新たなスタートを切りました。
昨年度の成績から多くの人に疑念が抱かれてきたNatus Vincereでしたが、VCT 2023 LOCK//INではKRÜ Esports、Team Secret、Leviatánに勝利。準決勝で惜しくもFNATICに敗れたものの、見事トップ4に輝きました。
VCT EMEA 2023ではレギュラーシーズンで7勝2敗と素晴らしい成績を残しましたが、プレイオフでは連敗が続き4位で終了。FNATICのVCT 2023 LOCK//IN優勝の恩恵を受けた形で、今大会への出場権を手にしました。
6位 - Paper Rex
Paper Rexは、素晴らしいポテンシャルを秘めています。アジアでは長らく素晴らしい結果を残し続けていますが、世界大会の結果に目を向けてみると、非常に安定しない順位を記録しています。
昨年のVCT 2022 Stage 2 Mastersでは準優勝を収めたものの、年末のVALORANT Champions 2022ではグループステージ敗退。そして今年2月のVCT 2023 LOCK//INでは、1回戦でCloud9に敗れ最下位に終わりました。
しかし、VCT PACIFIC 2023ではレギュラーシーズン7勝2敗とDRXに次ぐ2位通過でプレイオフ進出を果たし、プレイオフ決勝ではDRXに3-2で見事勝利を収めました。
今年3月にsomethingを迎え入れて以来、チームの勢いは更に増しましたが、現在彼はビザの問題を抱えているため、今大会では彼を見ることができないかもしれません。もし彼が出場できないとなった場合は、VCT PACIFIC 2023で僅か1試合しか出場していないCGRSの起用が強いられることになります。
5位 - DRX
VCT PACIFIC 2023では準優勝となり、グループステージから今大会に出場することになったDRXですが、PACIFICではレギュラーシーズン、プレイオフを通して卓越した安定したパフォーマンスを披露し続けました。そのため、Paper Rexを上回る5位に評価しました。
また、VCT 2023 LOCK//INでは4位入賞を果たし、世界のチームと並べてみても強豪チームと位置付けることができるでしょう。更にブラジルの大会と異なり、恐るべき顔を持つデュエリスト「Foxy9」という新たな選手がロスターに名を連ねています。
今大会のグループステージでは、Attacking Soul Esports、FUT Esports、Evil Geniusesと同グループに位置付けられているため、プレイオフのシード権を得る可能性は大いにあるでしょう。
4位 - NRG
VCT AMERICAS 2023では不安定なスタートを切ったNRG。元OpTic Gamingの3人と元FunPlus PhoenixのArdiisを招集した同チームですが、唯一のオリジナルメンバーであるs0mを中心にロスターを編成したため、コミュニティではメンバー選定を疑問視する声が多数寄せられていました。
しかし、リーグ中盤からすぐに問題は改善され、レギュラーシーズン後半はLOUD、100 Thieves、FURIA、Evil Geniusesに勝利を収めるなど驚異の5連勝を達成。VCT AMERICAS 2023で唯一、LOUDに黒星を付けたチームとなりました。
3位 - Team Liquid
4位のNRG同様、Liquidはリーグ開幕当初、不安定なスタートを切りました。しかし、大会が進むにつれ急速に成長し、最終的に決勝でFNATICを3-1で破り、見事優勝を果たしました。
長いインターナショナルリーグで自分たちの戦い方を見つけたLiquidは、今大会の優勝候補の1チームと言えるでしょう。国際大会の経験が豊富な選手たちは、今大会で更にパフォーマンスを上げることができるかもしれません。
2位 - FNATIC
VCT 2023 LOCK//INの決勝ではLOUDを3-2で制し、見事世界王者の称号を獲得したFNATIC。そしてVCT EMEA 2023のレギュラーシーズンでは9勝0敗と全リーグ唯一の無敗を果たしました。
素晴らしい経歴を持つFNATICですが、唯一の懸念点は、プレイオフ決勝でLiquidに敗れ、準優勝で終了したことです。彼らは確かに強力なチームですが、長い連勝記録が途絶えてしまったことで、メンタル面に何かしらの影響が生じる可能性があることに注意しなければいけません。
1位 - LOUD
ブラジルの彼らは、間違いなく優勝候補の一角です。VALORANT Champions 2022では優勝を果たし、VCT 2023 LOCK//INでは準優勝を収めました。そしてVCT AMERICAS 2023では圧倒的な強さで優勝を勝ち取るなど、一貫して実力を証明し続けています。
tuyz、cauanzinと若く新しい選手を迎え入れたものの、素晴らしいパフォーマンスを維持し続けており、更にはLessがIGLを兼任するなどチームの改善に向け、常に新しい取り組みを行い続けています。LOUDは間違いなく、最も恐れられるチームとなるでしょう。
早速EGがDRXにストレート勝ちしてて草。やっぱダークホースだな、あとLOUDは意外と3位とかで終わりそう
返信削除俺はLoudよりFNCが準決とかでコケそうで怖い
削除リンク見れば分かることだけど元は6/5の記事です。個人的にはLiquidとEGに注目だな。Smthが間に合うのならPRXも。
返信削除結局LOUDとFNCが決勝やってるんだろうな
返信削除EGはboostioもハゲバフ手に入れて最強になってしまった。
返信削除止められるのはハゲバフ教・教主darkeだけか…
DRXいつもトーナメント後半で失速するけど、2戦見た感じ今回ちょっとはやそう。ギリギリ粘ってくれ
返信削除てかなんか今回あんまり優勝考えてなさそう、Foxy9入れててZESTサブのあたり
削除EG戦見るとまだまだFoxy9のデュエじゃ力不足だったしな。ここで更に経験積ませてチャンピオンズが焦点っぽくはある
削除トップ3だけ説明短くね
返信削除aspasが決勝5map目10-12で髪を剃り始めて逆転優勝したときは涙止まらんかった
返信削除>プレイオフでは連敗が続き4位で優勝。FNATICのVCT 2023 LOCK//IN優勝の恩恵を受けた形で、今大会への出場権を手にしました。
返信削除4位で優勝...?
EG 早速序盤最強格と言われるDRXを2-0で下す。2021のKRU 2022のZETAポジになれるのか。
返信削除どっちもグループ2位通過だからそれ以上だな
削除EGはアメリカズで一回NRGに勝ってるから期待値は超低い訳じゃなさそう
削除こういうのは話半分に聞いて楽しむもんだって理解してる
返信削除DRXはリーグを戦うに当たって2022年までの最強セット押し付け戦法やめてリーグ戦に合わせた柔軟な戦い方で圧倒的な結果を出したけど、パシフィックのプレイオフそして今回のMastersは結局トナメ形式なので最強セット押し付け戦法やめたのが効いてそう
返信削除ちなみにMastersでグループステージ1位通過のチームは大抵プレイオフ上手くいってないです
返信削除去年のThe Guard XSET Guildがいい例
削除DRXvsEGに関してはEGが過小評価のものあるけどDRX過大評価されすぎな気がしたわ
返信削除NaviとDRXに関しては今のメタとロスターがあってなくて構成、ロールはカチッとハマってないし去年あんま当てにならんと思う
BuZzもセンチよりデュエで使った方が爆発力高いし、foxy9も正直あんま爆発力としては変わんない(なんならよりチームを救うのはBuZzの印象)だからZest戻してBuZzもデュエに戻す方が良さそうな感じする。Rbは何使わせても強いし
削除Foxyは守りでオペ持った時の威圧感がないんだよねBuzzにはあるけど
削除somethingいないときのPRXはマスターズ出場も危ぶまれる感じだったしこの大会に限ってはT1より下では
返信削除smth加入前のPRXだいぶやばかったからな。このまま合流できなかったらマスターズは0勝帰国の可能性大
削除なんとか間に合ったみたいだし、良かった良かった
削除間に合ってないし、何だったら絶望的な状況だと判明しただけ。本人もよっぽど日本来たかったんだろうなぁ
削除この記事書いてる人にわか?
返信削除ちなみにRRXのjingggはVCT LOCK INの試合前の配信で今大会は負けるがVCT PACIFICは勝てる宣言してました
返信削除TLの写真かっけえ
返信削除DRXはFoxy9とZESTの両方でやってるのと、今の2コントローラーメタに合ってないからもっと下でしょ
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