sScary「身の回りをすべて英語に変えたことで、1~2ヵ月で聞き取れるようになった」

今年7月、アセンショントーナメントを勝ち抜き見事インターナショナルリーグ昇格を果たしたBleed Esportsですが、同チームに所属するsScaryが実際に取り組んだ英語の勉強法をONE Esportsのインタビューで語りました。

現在24歳のsScaryは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。同年12月に加入したX10 EsportsではVCT 2021 SA Stage 1 Mastersの優勝を始め、VALORANT Champions 2021への出場などアジアトップチームとして活躍しました。

そして昨年10月、複数のパートナーチームからのオファーがあった中、シンガポールのeスポーツチームBleed Esportsに加入。家族を養うため、契約金が高額であった同チームを選んだと昨年にインタビューで明らかにしていました。

長らくタイのチームで活動していたため、タイ語以外のコミュニケーションは自身初となりますが、インタビューでは当初は全く英語が話せなかったと言及。身の回りをすべて英語に変えたことで、1~2ヵ月程度で聞き取れるようになったと語りました。

「タイで1ヶ月間英語の勉強してから、シンガポールに向かいました。しかし当時は全く英語が話せませんでした。」

「基本的なことは学んできたつもりでしたが、実際に練習に参加してみると、何も話せない、何も分からない状態が続きました。右耳で聞きながら左耳で聞き流すように、メンバーが何を話しているのか理解できませんでした。」

「そこで私は、身の回りをすべて英語に変えました。何から何まですべて英語にしました。YouTubeで視聴する動画を始め、それ以外のコンテンツもすべて英語にしました。ゲームをするときも映画を見る時も、全部英語です。韓国ドラマが好きでしたが、それすら見ませんでした。映画も英語だけで見ました。」

「そして耳に入る英語を常に理解するように意識しました。これを1~2か月続けていたら、気づいたら英語を聞き取れるようになっていました。」

VCT 2023 ASCENSION PACIFICの決勝でSCARZを破り見事優勝を果たしたBleed Esportsは、来年1月に開幕するVCT PACIFIC 2024に出場予定。今年度の公式戦は24勝2敗と圧巻の成績を披露したBleed Esportsですが、今後の活躍に注目が集まります。