今年7月にタイ・バンコクで開催されたVCT PACIFIC2023 ASCENSIONで準優勝を果たしたSCARZですが、同チームのコーチを務めるFadezisが各国のアセンショントーナメントの大会形式の違いに苦言しました。

アメリカ、ヨーロッパ、パシフィック、中国の4地域で開催されたアセンショントーナメントですが、アメリカ、ヨーロッパ、中国は敗者復活戦有りのダブルエリミネーション形式でプレイオフが開催された一方、パシフィックのみシングルエリミネーション形式で開催。Fadezisはそれが原因で優勝を逃したわけではないと言及する一方、全地域で同じ形式にした方が公平だと指摘しました。

VCTが今年開幕したばかりの中国が他地域のアセンショントーナメントと同じように、ダブルエリミネーションのプレイオフだったことが少し羨ましいです。来年度からはアセンショントーナメントは全地域で同じ形式を採用してほしいです。

VCT PACIFIC2023 ASCENSIONの結果に異議を唱えるつもりは毛頭ありません。しかし、アセンショントーナメントはTier 2における重要な大会です。来年以降はこの大会に参加した全てのチームが、平等に出場枠を争うチャンスが与えられるようにお願いいたします。

現状のPACIFICの形式では1日の代償があまりにも大きすぎます。プレイオフに出場したチームがリーグ昇格のチャンスを多く与えられている地域もあれば、少なく与えられている地域もあるのは不公平です。

Riot GamesがTier 2を気にしていないことは知っていますが、少なくともエコシステムで最も重要であるTier 2の大会には高い基準を設けて頂きたいです。今年のパシフィックのアセンショントーナメントは散々でした。クソみたいなLANサーバーのせいで、殆どの試合がオンラインサーバーで行われました。

昨年8月、日本人選手とロシア人選手からなる国際ロスターを結成したSCARZは、今年度開催されたVCJ 2023 Split 1では3位、そしてSplit 2では見事優勝を達成。日本代表としてリーグ昇格をかけたアセンショントーナメントへ出場し、アジア各国の強豪チームを破り決勝進出を果たすも、決勝でシンガポールのBleed Esportsに敗れ惜しくも準優勝に終わりました。

また現在、各国のTier 2では視聴率低下などによる人気低迷、選手の引退が相次ぐなど様々な問題が発生しています。特に深刻なのはブラジルで、今年のチャレンジャーズプレイオフに出場した8チーム中7チームが解散もしくは一時休止するなど撤退が相次いでいます。来シーズンのチャレンジャーズリーグはオフシーズンを撤廃するなど改善を続けるRiot Gamesですが、今後の動向に注目が集まります。

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