Riot Gamesの休暇中の年末年始にかけてチーターが増加しているとSNSを賑わせていたVALORANTですが、昨年末から本日に至るまで10万以上のアカウントをBANしたことを、アンチチート部門責任者を務めるPhillip Koskinas氏が明らかにしました。

「休暇中にチーターが増えているという声をたくさん聞きましたが、私たちが帰ってきました。彼らへ"贈り物"をしっかりと届けました。チーターは休むことは知りませんが、私たちを少しの間休ませてくれてありがとうございます。おかげで、より厳しく対処できるようになりました。近いうちに、対戦相手のアカウントBANに伴う、ランクポイントを巻き戻す機能が登場します」

投稿にはBAN対象となったアカウントの推移も添えており、直近は連日1万近いアカウントがBANされていることが確認できます。なお、BAN対象となったアカウントを7つのカテゴリーに分けていますが、同氏はその区分について下記のように説明。最も多いのはチートツールの検出とアカウントを再作成した元チーターによるハードウェアBANであることを明かしました。

  • マニュアル:手動によるアカウントBAN
  • モデル:機械学習(AI)による自動検出
  • ヒッチハイキング:チーターとキューに参加しているアカウント
  • チーティング:チートツールが検出されたアカウント
  • ハードウェア:アカウントを再作成したチーターのハードウェア検出
  • テンパリング:不正なゲームコードの改ざん

ちなみに、モデル検出については「当社には1ショット、1ラウンド、1マッチごとに動作する機械学習モデルがあり、それらを参考に検知しています。しかし、グラフを見て分かるように最近は減少傾向にあります。理由はいくつかありますが、確信を持って停止するためには大量の証拠が必要であることが主な理由です。この機械学習は"明らかなチーター"を検出しますが、彼らはVanguardのことも気にせずプレイしているため、Vanguardが先にBANしてしまうのです」とコメントしました。

ちなみに、Phillip Koskinas氏自身ももともとはチート開発者で、学生時代はチートの開発・販売で学費を稼いでいたなどのエピソードで知られています。2021年のインタビューでは「VALORANTのアンチチート部門は元チーターでいっぱいです」と語っており、元チート開発者の精鋭によりアンチチートツールを制作していることを明かしていました。

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