タイを拠点に活動するeスポーツチームのFULL SENSEは12月10日、Leviathanを除くVALORANT部門の旧ロスターと契約を終了したことを発表しました。Talon Esportsのロスターを引き継ぎ、インターナショナルリーグへ参戦することを受け、東南アジアのチャレンジャーズリーグに出場していたメンバーたちと袂を分かちます。

「FULL SENSEは、Leaf、MYM、Seph1roth、Apinya、Potter、qqGod、そしてLazの7名に、これまでの献身、サポート、そして1年間共に歩んできた時間への感謝を申し上げます。今回の変化にあたり、チームはすべての選手と話し合いを行い、今後のチーム構造に基づいて複数の案を提示しました。そのうえで、選手それぞれが自身の目標に最も適した新たな挑戦と道を探したいという結論に至りました。チームとしても、選手たちの決断を全面的に尊重し、常にその意思を支持しています。」

「これまで共に活動した時間の中で、選手とコーチは皆、高い献身性とプロ意識、そしてチームへの継続的なサポートを示してくれました。FULL SENSEは、そのすべての努力に心から感謝しています。最後に、スタッフおよびクラブ一同、選手とコーチ全員の今後の成功を心より願っています。より大きく成長し、さらに良い機会へと進んでいけるよう祈っています。私たち“オレンジファミリー”の一員でいてくれたことに、改めて心からありがとうございます。」

FULL SENSEは、2020年に発足したタイ発のeスポーツチームです。2021年2月にVALORANT部門を設立し、同年にはVALORANT Champions 2021への出場を果たすなど競技シーン黎明期からタイおよび東南アジアシーンを牽引してきました。2024年はVCL 2024 Thailandで優勝し、アセンショントーナメントで3位を獲得。今年度はVCL 2025 SEA Split 1で優勝、Split 3で準優勝を収め、2年連続でアセンショントーナメントへの出場を果たしました。

Talon Esportsのインターナショナルリーグ除名を受けて、先日にはロスターを引き継ぐ形でVCT PACIFIC 2026へ参戦することが発表されましたが、ジャーナリストのTanmay氏は「FULL SENSEは旧ロスターに対して、アカデミーとして残留する提案を行いましたが、選手たちはこれを辞退しました。主な理由のひとつとして、アカデミーはVCT PACIFIC 2026 Stage 2 Playoffsに出場することができない点が挙げられています」と述べ、VALORANT Champions 2026への出場に繋がるStage 2 Playoffsへの道が閉ざされてしまうため、残留を選ばなかったと指摘していました。今回契約が終了となったロスターは以下になります。

  •  Sutthichai "Potter" Promsrikaew
  •  Kittikawin "Laz" Jirawatkakan
  •  Chinnakrit "seph1roth" Phoojaroen
  •  Apinya "Apinya" Laotaew
  •  Phoomphat "qqGOD" Phojjanart
  •  Sattawut "Leaf" Reathong(コーチ)
  •  Piyangoon "MYM" Kitisin(アシスタントコーチ)

5 コメント

  1. zetaはこのロスター買い取ってこのメンバーで行くべき。負けてるし。

    返信削除
  2. ココナッツじゃなくてオレンジなんだな

    返信削除
  3. ZETAはtier2より弱いんだなあ

    返信削除
  4. จะมีการเปลี่ยนแปลงครั้งใหญ่👊

    返信削除

コメントを投稿