韓国を拠点に活動するeスポーツチームのT1は5月10日、コンテンツクリエイター部門にTenZが加入したことを発表しました。チームはXで「『最高の者たちが共に立つ時、伝説は生まれる』世界的なVALORANTの象徴であるTenZが、インフルエンサーとしてT1に加入することを発表でき、大変誇りに思います」とコメントしました。

現在24歳のTenZは、2016年にCS:GOの競技シーンに参入。若くして頭角を現し、配信や動画投稿などを通じて人気を獲得しましたが、所属したCloud9やATKなどで結果を残せない日々が続きました。2020年にVALORANTへ移行を表明し、同年4月に加入したCloud9では黎明期から選手およびストリーマーとしてVALORANTシーンを盛り上げてきました。

2021年3月にはSentinelsへレンタル移籍し、VCT 2021の北米大会で三連覇、VALORANT初の国際大会であるVCT 2021 Masters Reykjavíkで優勝など輝かしい戦績を収め、2021年6月頃にCloud9から正式に移籍が発表。移籍金は125万ドル(当時の日本円換算で約1億4,000万円)と報じられており、VALORANTの競技シーン初の巨額契約となりました。

2022年シーズンはVCTのオープン予選敗退などで成績が低迷しましたが、過去の結果が評価され、チームは翌年にリーグ参入が発表。2023年は病気にも悩まされ、ロスターから離脱するなど不調に陥りましたが、苦しい状況の中でも最後までシーズンを走り抜けました。2024年はJohnQT、Zellsisと新たな仲間と合流し、VCT AMERICAS 2024 KICK-OFFで優勝と好調なスタートを切り、VCT 2024 Masters Madridでは見事優勝を達成。VALORANT Champions 2024では4位という結果を残した後、2024年9月に競技シーンから引退を発表しました。

現在はTwitchのフォロワー数は456万人、YouTubeのチャンネル登録者数は274万人と、人気ストリーマーとして活動しており、WootingとPulsarとコラボしたゲーミングデバイスをリリースするなど、活躍の幅を広げています。今年3月にはSentinelsへの選手復帰が報じられていましたが、VCTの規約などを理由に復帰の道は選ばなかったとされています。

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