イギリス・ロンドンで開催中のVCT 2026 Masters LondonのスイスステージにてDragon Ranger Gaming、FUT Esportsを破りプレイオフ進出を決めたTeam Vitalityですが、デュエリストを務めるDerkeが、試合中に発生しているある問題について自身のXで言及しました。

発端となったのは、Derkeによるオフラインにおける環境への指摘で、選手同士が向かい合って座る現在のステージ配置において、一部の選手が相手の手元を視認して情報を得ている現状があると、以下のように問題提起しました。競技シーンの公平性を保つために、改善する必要があると訴えました。

「今年、そして昨年も何度かあったことなのですが、スパイク設置後の1vs1のクラッチシーンなどで、相手が実際に解除しているかどうかを読み取るために、対戦相手のキーボードやマウスを見始める選手がいます。この状況は私たちだけでなく、他のチームでも何度も起きています。おそらく皆さんも、少なくとも一度はそのようなシーンのクリップを見たことがあるはずです。」

「それにもかかわらず、今のところ状況を改善しようとする試みが見られません。他のゲームでは、私たちのように選手同士が向かい合って座ることがないため、このような問題は起きないのです。これをしている選手たちや、特定の誰かにヘイトを向けたいわけではありません。ただ、これがいくつかの重要なラウンドの結果に影響を与えかねないと考えており、改善されることを願っています。」

実際、昨年行われたVALORANT Champions 2025でもNRGに所属するEthanが敵の手元を確認し、「マウスを動かしていない!スパイクを解除しているぞ!」と味方にコールしたことで話題を集めましたが、今回のDerkeの指摘に対し、Riot GamesでVALORANTのeスポーツ責任者を務めるLeo Fariaがすぐさま反応し、今大会中にも即座に対策を講じることを明かしました。

「問題を指摘してくれてありがとうございます。今大会の後半から、VCT AMERICASでも採用したシンプルな解決策を導入します。具体的には、選手の手元や手首が隠れるように、デスクに仕切りを取り付けます。また、私たちはこれまでもデスクの前に特定の角度から光を放つライトバーを設置し、この問題に対処してきました。これにより、モニターの光が選手の顔に反射し、情報(選手がヴァイパーのアルティメットの中にいるかどうかなど)が相手に伝わってしまうのを防ぐ効果もあります。」

続けて、Leo Fariaは「Stage 2から全リーグの標準装備にすることも検討します」と述べ、今回の迅速な反応にはDerkeも感謝を送りました。VCT 2026 Masters Londonは6月6日~21日にかけて行われ、現在スイスステージではLeviatánとTeam Vitalityのプレイオフ進出が確定しています。

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