チェコを拠点に活動するeスポーツチームのEnterprise Esportsに所属するPaTiTekは9月21日、自身のXでLFTを表明しました。現在もEnterprise Esportsとの契約下にありますが、チーム側から移籍先を模索する許可を得たことを明かしています。

声明では「現在もEnterprise Esportsと契約中ですが、チームから他の選択肢を模索する許可を得ました。競技へ挑む準備はできており、適切なプロジェクトで成長し、全力を注ぎたいと考えています。勝利のために全力を尽くす人たちと一緒に戦いたいです。移籍に伴う移住も可能で、希望ロールはコントローラー、またはフレックスです」とコメントしました。

現在27歳のPaTiTekは、2017年にCS:GOの競技シーンに参入。2020年にVALORANTへ移行し、同年6月に加入したG2 Esportsでは8つの公認大会で優勝を収めるなどシーン黎明期から活躍しましたが、2021年6月に契約終了が発表。その後はTeam Heretics、Excel Esports、Diamant Esports、Case Esportsなどヨーロッパのチームを渡り歩きましたが、思うような結果を残せない時期が続きました。

転機となったのは2023年12月、Team Hereticsへの再加入でした。当初はサブとしての契約でしたが、Wo0tとRieNsのビザ問題を受けてVCT EMEA 2024 KICK-OFFにスターティングメンバーとして出場し、準優勝に貢献。その後、2人のビザ問題解決に伴い一度は契約終了となったものの、同年5月にMiniBooの休養に伴いVCT 2024 Masters Shanghaiへ急遽復帰すると、短い練習期間ながらフレックスとして高いパフォーマンスを発揮し、準優勝を勝ち取りました。

その実績が評価され、2024年11月にはTeam Liquidへ加入。VCT EMEA 2025 KICK-OFFで準優勝、Stage 1では3位を収め、VCT 2025 Masters Bangkok、VCT 2025 Masters Torontoへ出場を達成。Stage 2では自身初となるインターナショナルリーグ優勝を飾り、VALORANT Champions 2025へ出場。コントローラー、イニシエーター、センチネルと幅広いロールを高い練度でこなし、チームの3大会連続国際大会出場を支えました。

Team Liquidを退団した後は半年ほどの休養期間を経て、2026年6月にEnterprise Esportsへ加入。約2年ぶりのチャレンジャーズリーグでも高いパフォーマンスを発揮し、VCL EMEA 2026 Stage 3では見事優勝を果たし、VCT EMEA 2026 Stage 2への出場を達成。惜しくもVALORANT Champions 2026への出場は叶いませんでしたが、FNATIC、Gentle Mates、Team Vitalityといったチームに勝利し、ベスト6の成績を収めました。

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