賞金総額約540万円「WePlay! Invitational」で不正疑惑が発覚、大会中にVALORANTマネージャーによる調査が入る事態となったことが明らかとなっています。
VALORANTのマネージャーを担当するLeon "Aricune" NeziriはTwitterで「ヨーロッパのVALORANTシーンで不正行為の疑いが発覚しています。IGNITIONシリーズのWePlay! Invitationalの複数の試合は延期となり、状況が明確になり次第再開します。」と投稿、現在開催中の賞金総額約540万円「WePlay! Invitational」で不正疑惑を持つプレイヤーが参加していることを明かし、不正疑惑の発覚を受け、VALORANTのアンチチートシステムVanguardによる調査をスタートしたことを発表しました。
Riot Games delayed games of the @WePlayEsport Ignition Series Tournament of some teams by a couple of hours, to clarify the situation and double-check everything with Vanguard and it's suspicion!— Leon 'Aricune' Neziri (@ManagerVALORANT) July 15, 2020
不正疑惑の発覚後、WePlay! Invitationalの出場チーム一覧よりオープン予選を勝ち抜き本戦への出場権を獲得したリトアニアのチーム"nolpenki"が削除、nolpenkiは当日にG2との試合の予定があった為、試合時間にインターバルが設けられる事態となりました。
.@WePlayEsport Ignition Series will delay some games due to a suspicion of cheating being investigated by Riot Games.— Liquipedia VALORANT (@LiquipediaVAL) July 15, 2020
Meanwhile WePlay have removed nolpenki from their participant list on their website. https://t.co/SqQMdWSBgV pic.twitter.com/BjHoIuKmiQ
しかし、大会のホストを務めるJames BanksはG2 vs nolpeknkiの試合前に「調査を行ったところnolpenkiの不正行為の疑いはありませんでした。大会や予選に影響を与えることはありません。」と声明を発表、今後もスケジュール通り大会は実施することを発表しました。
Statement from @WePlayEsport about the Nolpenki situation— RyanCentral | HITSCAN (@RyanCentral_) July 15, 2020
In short, they weren't cheating pic.twitter.com/WSDnTNDl2q
リトアニアのプレイヤーで構成されたチームnolpenkiは、ベータ期間より大会で結果を残しており、一部より不正行為の疑いを持つ報告があった為、コミュニティでは「本当にチートを使用しているのではないか」といった声も見受けられました。しかし、今回の件で実際にチートは使用してないことが証明されたため、今後も競技シーンで胸を張って活動可能となります。
今大会はヨーロッパ初のA-Tier指定大会でfish123、NiP、G2、Prodigy、PartyParrotsといった実力チームが出場、賞金総額5万ドル(約540万円)とタイトル獲得を目指し上位入賞を目指します。また、試合が延期されたG2 vs nolpenkiの試合ではG2が2-0でnolpenkiを下し勝利、G2が優勝へ一足先へ前進しています。
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