VALORANTのコンペティティブにはランク以外にマッチングを評価する「内部レート」という指標が存在しますが、内部レートが存在する理由を開発者が明らかにしました。

今回明らかにしたのは、VALORANTのランクシステムを手掛けるシニアコンペティティブデザイナーのEvrMoar氏。「シルバーなのにゴールドとマッチングするのはなぜ?」の疑問にコンペティティブに関する開発秘話を毎週金曜日にTwitterで更新する「Ranked Fact Friday」で明らかにしました。

ゴールドの試合にシルバーがいるからと言って、その試合のマッチングが壊れているわけではありません。プレイヤー全員がそれぞれ別の旅を続けていて、あなたが他のプレイヤーと比べてどれほどのレベルなのか、実際のランクを知るために数試合以上プレイする必要があるです。

「内部レートがゴールドだったら、ランクもゴールドにすればいいのでは?」といった質問もよく寄せられます。シーズン序盤の認定ランクは、皆さんの実力を知るためのスタート地点にすぎません。もしそこで間違ったランクを付けていたら、試合に負け続けてあなたに迷惑がかかるでしょう。低い内部レートから始まり徐々に上げていく方が、自分にとっても、チームメイトにとっても良いことだと思います。

もし私たちが間違ったランクを付けた場合、試合に負け続けて嫌な思いをするだけでなく、チームメイトも一緒にランクが下がってしまうと思います。そのために、保守的に上へ上へ挙げていく方が安全です。また、皆が高いランクからスタートした場合、高ランク帯の人口が肥大化し、インフレやブーストの懸念を引き起こすと考えています。

もし、あなたのチームに下位ランクの選手がいたとしても、彼は内部レートが上がったばかりかもしれませんし、下位ランクから連勝を続けているのかもしれません。いずれにせよ、ランクを本当に上げたいのなら、チームメイトに頼るのではなく、自分自身を信じる必要があります。あなた自身がゲームにおける不変な要素であり、あなたがランクを決定するのです。

また、VALORANTには内部レートが存在するからこそ間違ったランク帯にいても本来いるべきランクに修正され、スマーフ対策の一環となるとEvrMoar氏は語ります。リプライには「離れたプレイヤーとプレイできるならスマーフ対策にはならないのでは?」と意見が寄せられていますが、同氏は「スマーフは内部レートの修正が早いため、大きく離れたランクのユーザーがいた場合はすぐに修正されます。ランクに先んじて内部レートを上げることで実際にランクが上がるまでの時間差を作り、ブーストが簡単になり過ぎることを防いでいます。」と回答しています。

続けて「ランクでは内部レートを基準にマッチングするため、見かけ上ランクに大きな差があったとしても、プレイヤー同士の内部レート差は大きくありません。しかし、ランクが大きく離れたプレイヤー同士でランクをプレイすると、試合全体の内部レート差が大きくなってしまいます。そのため、3人以下ではランク制限を設けています。」、「VALORANTでは試合の公平性とラウンド差を重視しています。許可された範囲内の試合が不公平なマッチングを生まない限り、現状では上手くいっていると思います。」とコメントしています

コメント