昨年世界大会で見事優勝を収めたEvil Geniusesですが、優勝メンバーとして唯一ロスターに残留したJawgemoが残留した理由やチームのアピールポイントをEsports.ggのインタビューで語りました。

2023年度に世界大会優勝を収めたメンバーと離れ離れになることについて、率直な感想を教えてください。

まるでおとぎ話のようです。私たち全員が4つのチームに分かれました。他のチームメイトが成功することは確かに嬉しいですが、今シーズンは私自身も恨みを抱え、かつてのチームメイトと対戦します。

彼らに対しては特に良いパフォーマンスを見せたいと思います。そのため、今年は素晴らしいシーズンになるでしょう。

他の選手が移籍する中、Jawgemo選手はチームに残留しました。その要因は何だったのでしょうか?

チームメイトが移籍する意向があることは、以前から何となく気付いていました。世界王者になった時から、チームで何か起きるとは薄々感じていました。自分自身、他のチームへの移籍も考えていました。チーム名までは語りませんが、皆さんもご存知のチームでしょう。

私にも脱獄するチャンスは確かにありました。ただ、敗者から勝者まで駆け上がってきたこれまでの過程を大事にしています。再び負け犬に戻り、0からやり直したかっただけです。新たに4人の選手がチームに加わることで、世界がまだ見たことがない何かを証明できると思っています。

Jawgemo選手に加え、potterコーチもチームに残る決断をしました。彼女の存在はチームにとってどれだけの希望の存在となっているでしょうか。

間違いなく、チームを先導する存在になると思います。昨年できなかったことを試していくでしょう。彼女が新しいチームで再びスタートするプロセスを間近で見ることができ、本当に嬉しいです。そして私が先陣を切り、チームの勢いを付けたいと思います。

Jawgemo選手は世界王者の称号を得た、紛れもなく世界トップクラスの選手です。今年はどのような役割を担うのでしょうか?

先程も述べたように、チームの先陣を切る役割を担うと思います。昨年は少しおとなしめの役割でしたが、今年は80%以上影響力を持つことになると思います。チームメイトも自分自身で考え動いてくれると思いますが、私が前に出て、その道しるべを作っていきたいと思います。私が昨年見た光景を、彼らにも追いかけてきてもらいます。

昨年のロスターと比較し、見劣りすると感じることはありますか?

今のところは、昨年と同じ水準には届くと思います。まだ乗り越えるべきハードルもありますが、これはどのチームにも当てはまることです。私たちチームメイトも、まだ契約したばかりのメンバーです。

新たに加入したメンバーについてお聞かせください。

まずはNaturEです。彼はチームのIGLで、非常に高い技術を持っています。彼はオフシーズンに100 Thievesのトライアルとして参加していましたが、当時は真のポテンシャルを発揮できていなかったと思います。

次にApothですが、彼は自分の役割に対して自信に満ち溢れています。彼がどのような役割を担うか、予想できない人は多いでしょう。これまでと異なる役割になると思いますが、非常に期待しています。

また、supamenはトップクラスのコントローラーの1人です。私は2022年頃の彼を覚えていますが、オーバータイム時点で30キルか40キルを取っていたのです。今回もきっと素晴らしいプレイを見せてくれるでしょう。

最後はDerrekです。彼は昨シーズン、100 Thievesに在籍していましたが、多くの批判を浴びていました。しかし、Evil Geniusesに加入した今、当時のネガティブなイメージはなくなっていると思います。昨年のLCQのように、優れたパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

昨年以上の結果を残すことは難しいかもしれません。それを踏まえて、今シーズンに個人的に期待できるポイントや具体的に取り組んできたことを教えてください。

試合中に今何がしたいのか、どこにいるのか、とにかく声を出すことを大事にしています。個人的なアピールポイントとしては、今どのような状態になっているのかを読み取り、素早く適応できることです。どんな状況でも対応できると思います。

チームのために、自分からコミュニケーションを取ることを意識しています。時には、自分のプレイに焦点を当てる必要があるチームメイトもいます。私はそういった時にリードしたいと考えています。そのため、これが自分の新たな強みだと考えています。

オペレーターを用いたアグレッシブな動き、消極的な動きなど様々な立ち回りがあります。他にもたくさん出てくるでしょう。あとはシーズンの開幕を楽しみにしておいてください。

今年は再編成をしたチームが多くあります。Evil Geniusesはシード枠のため最低2勝で国際大会へ進出することができますが、今年の大会形式についてどう考えていますか?

少し驚きましたが、昨年の結果を考えたら妥当だと思います。しかし、今年だけです。2年後にはまた奇数のチーム数になり、シードが必ず出てきます。もし残留したメンバーがコーチのpotterだけだった場合、このシード枠が引き継がれるか分かりませんが、彼女はその権利を持つに値すると思います。

この問題はRiot Gamesが解決してくれると思います。私は不戦勝があっても良いと思いますし、グループステージでも良いと思います。アセンショントーナメントから勝ち上がってきたチームが一番下のシードからスタートするといった形式でも理解できます。

また、今年は悪い成績を収めたチームは年間試合数が少ない結果になってしまいますが、個人的な意見では試合数をもっと増やした方が良いと思います。しかし、それは大会を重なるにつれ良い改善策がでてくるでしょう。きっと時間が解決してくれます。

最後の質問です。大会まで残り僅かですが、最後にチームが取り組むべきこと、は何でしょうか?

良い質問ですね。大会前はどの選手も自信に満ち溢れていると思いますので、決断力でしょうか。これは時間と共に身につくものですが、私たちチームメイトは経験に欠けている面があります。そのため、他チームに追いつくことができるよう私がサポートしていきます。

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