今月11日、北米の大手仮想通貨取引所「FTX」が経営破綻したことを発表しましたが、同企業がネーミングライツを所有するeスポーツチーム「TSM」がFTXの経営破綻を受け声明を公開しました。

昨年6月、2.1億ドル(約230億円、2021年6月時点)の契約で10年間のネーミングライツをTSMから取得したFTX。スポンサー契約締結後、TSMは「TSM FTX」にチーム名を変更し、アジアやヨーロッパ、南米へオフィスを拡大しグローバルな展開を行っていくと明らかにしました。

しかし今回、FTXが経営破綻を発表。コミュニティではTSMの存続や資金繰りを心配する声が寄せられる中、11月13日、TSMは声明を公開。「TSMは強固な基盤の上で成り立っている」、「安定した収益を上げており、今年、来年、その先も引き続き黒字を見込んでている」とコメントし、今後も問題なく運営を続けていくことを明らかにしました。

TSMは、FTXを取り巻く状況を世界各国と同様、注視しています。私たちは公に報告された情報以外、今回の問題に見識を持ちません。現在、チーム、スタッフ、ファン、選手を保護するための最善の策を決定するため、法律顧問と議論しています。

ハッキリと申し上げておきますが、TSMは強固な基盤の上に成り立っています。私たちは安定した収益を上げており、今年、来年、その先も引き続き黒字を見込んでいます。2023年、素晴らしい年になることを期待しています。

TSMは、フォーブスが選ぶ最も価値のあるeスポーツチームランキングに2020年2021年と2年連続で1位に選出されたチーム。昨年の収益は5,600万ドル(約73.1億円)に上り、前年度比32%増を記録しています。

現時点でTwitterチームの公式サイトは「TSM FTX」から名称が変更されておらず、契約を取り巻く状況は不明で、ネーミングライツを所有するFTXが破綻したことで少なからずチーム運営に影響は及ぼすと予想されますが、その他のスポンサー収入や配信収益、大会報酬で賄うと見られています。なお、同じくFTXとスポンサー契約を締結していたFURIAは、今回の経営破綻を受け契約を終了したと発表しています。

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